「女性ではなく少年を徴兵してほしい」=韓國大統(tǒng)領府宛ての國民請願が物議

Record China    2021年4月23日(金) 5時20分

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韓國で「女性の徴兵制」をめぐる議論が過熱を見せる中、女性の代わりに少年の徴兵を求める國民請願が登場し、物議を醸している。寫真は韓國軍(韓國國防部のFacebookより)。

韓國で「女性の徴兵制」をめぐる議論が過熱を見せる中、女性の代わりに少年の徴兵を求める國民請願が登場し、物議を醸している。4月21日、韓國メディア?マネートゥデイが報じた。

記事によると20日、大統(tǒng)領府の國民請願掲示板に「女性の代わりに少年の徴兵を検討してください」という題名の文章が投稿された。請願者は「兵士が足りないのなら、女性ではなく、中學校3年生から高校2年生のまでの男子生徒を徴兵してほしい」と主張?!袱长文挲hの男子であれば十分に兵士として服務可能なことを歴史が証明している」とし、「朝鮮戦爭當時の學徒兵は、現(xiàn)代よりも発育や栄養(yǎng)狀態(tài)が悪かったにもかからわらず、十分に兵役義務を遂行していた」と述べた。

また「家父長制に基づく悪習や『ガラスの天井』(※実力があっても女性や社會的マイノリティーが組織の要職に就けないなどの、目に見えない制限)、高い女性への性犯罪率、出産の強要、低賃金など、韓國人女性の人生は地獄そのもの」とし、「その上、兵役の義務まで課すのはあまりにも酷だ。この國では女性に生まれたこと自體が罪なのか?」と訴えているという。

この請願は公開後1日が経過した21日午後3時の時點で2800人の同意を得ており、インターネット上で大きな波紋を呼んでいる。特に男性用オンラインコミュニティーでは、「逆に請願に同意することでフェミニストへの風當たりが強まる」として同意を促す文章も投稿されているとのこと。同意が多く集まるほど女性やフェミニズム陣営が強い批判を浴びるという理由であり、一部では請願者は男性ではないかとも指摘されているという。

記事は、「この請願が20萬人以上の同意を得て政府から回答を得たとしても、少年の徴兵が現(xiàn)実化することはない。國際刑事裁判所の規(guī)定により『15歳未満の児童を自國の軍隊に強制的に徴集もしくは志願に基づいて編入すること、または敵対行為に積極的に參加させるために使用すること』は禁じられている」と説明している。

この報道に対し韓國のネットユーザーからは、「これを見て鳥肌が立った。こんな偽裝工作までするなんて、最近の若い男たちは本當にどうかしている」「コミュニティーに參加してるのはおかしな男性ばかりだな」「女性を攻撃するために10代の少年まで売る20~30代の男たち、正気に戻ってほしい」「正常な大人が考えることじゃない」「よほど暇なんだね」など、女性目線での批判コメントが相次いでいる。

一方で「少年期に徴兵されなくても男性はどうせ入隊するのだから、男性が主張したと言うには無理がある。しかも最初は2018年に女性用コミュニティーで話題に上がったネタなので、事実を確認すべき」のように、請願者を男性とする説に反論するコメントも見られた。(翻訳?編集/丸山

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