中國(guó)をけん制した日米首脳會(huì)談が韓國(guó)に重くのしかかっている。5月にも予定される米韓首脳會(huì)談を控え、韓國(guó)各紙は文在寅政権を「不明瞭な綱渡り外交では部外者に押し出されるほかない」「米國(guó)の圧迫と中國(guó)の反発の板挾みにならないよう緻密に準(zhǔn)備を」などと不安視した。

保守系の東亜日?qǐng)?bào)は社説で「今回の日米首脳會(huì)談の結(jié)果は、米外交の最優(yōu)先順位がアジアに、すなわち中國(guó)けん制に移ったことを再度確認(rèn)させる」と指摘。「何より今回の日米首脳は安全保障と経済を超えて先端技術(shù)と人権、価値分野まで広がる全方向の中國(guó)けん制に向けて協(xié)力することをアピールした」と述べた。

続いて「強(qiáng)化された日米関係は1カ月後に予定された韓米首脳會(huì)談にも影響を及ぼすだろう」と言及。「米國(guó)は韓國(guó)にも同じ水準(zhǔn)の中國(guó)けん制路線への參加を求める可能性が高く、米中の間で綱渡り外交をしてきた韓國(guó)のジレンマは大きくなるほかない。中國(guó)は直ちに日米首脳が敏感な臺(tái)灣海峽問題を取り上げたことを受け、『中國(guó)の內(nèi)政を干渉した』と強(qiáng)く批判した。韓國(guó)としては米國(guó)側(cè)に付いた日本の選択をただ他人事と眺めていられる立場(chǎng)ではない」と論じた。

その上で「米中対立が激しくなればなるほど、不明瞭な綱渡り外交では、どの問題も解決できないまま部外者に押し出されるほかない」と危懼。「何より同盟と聲を一つにできないなら、不信と排斥を生むだけだ。國(guó)際的ルールと原則に伴う協(xié)力と連帯の精神を確認(rèn)し、行動(dòng)の幅を調(diào)整する賢明な同盟外交が切実な時(shí)だ」と訴えた。

左派系のハンギョレ新聞は「中國(guó)けん制強(qiáng)化した米日首脳、韓國(guó)も徹底した対応策づくりを」との社説を掲載?！疙n國(guó)政府は今回の米日首脳會(huì)談を重要な參考資料にし、韓國(guó)の対応戦略づくりに萬(wàn)全を期してほしい。韓米首脳會(huì)談では韓國(guó)の國(guó)益を守り、北朝鮮核問題を平和的に解決する転機(jī)をつくらなければならない」と強(qiáng)調(diào)した。

社説は「米國(guó)は韓米首脳會(huì)談でも『中國(guó)けん制』への參加を強(qiáng)く要求する可能性が高い」と予測(cè)。「米國(guó)の圧迫と中國(guó)の反発の板挾みにならないように、韓國(guó)の対応論理と代案まで緻密に準(zhǔn)備しなければならない」と主張した。さらに文政権が最大課題に掲げる北朝鮮問題については「韓米首脳會(huì)談は米國(guó)が北朝鮮政策の最終調(diào)整を終えた狀態(tài)で開かれる可能性が高いだけに、両首脳が非核化交渉に向けた前向きなメッセージを発信できるよう、あらゆる努力を盡くさなければならない」と求めた。（編集/日向）