コカ?コーラに続きP&Gも値上げを発表―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2021年4月23日(金) 17時0分

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製造コスト上昇の圧力に迫られて、コカ?コーラ、プロクター?アンド?ギャンブル(P&G)、キンバリークラークなど複數(shù)の多國籍消費財大手メーカーがこのほど、自社製品の値上げ計畫を発表した。

製造コスト上昇の圧力に迫られて、コカ?コーラ、プロクター?アンド?ギャンブル(P&G)、キンバリークラークなど複數(shù)の多國籍消費財大手メーカーがこのほど、自社製品の値上げ計畫を発表した。理由はコモディティ価格の上昇が企業(yè)経営に圧力を與えたことだという。北京日報アプリが伝えた。

日用品の世界大手P&Gは21日、「今年9月よりベビー?子ども用品、大人用紙おむつ、生理用品を値上げし、値上げ幅は5~9%になる」と発表した。P&Gは一番最近に値上げを発表した消費財メーカーであり、値上げを発表したメーカーの中で最も大規(guī)模な企業(yè)だ。またP&Gは、「これはより広い範囲の製品値上げの前觸れになる可能性がある」としている。

P&Gによると、値上げの理由は樹脂やパルプなどの原材料コストの上昇、及び輸送費の増加だ。今年2月に米テキサス州を襲った寒波により化學工場が閉鎖し、ポリエチレン、ポリプロピレン、その他の化學製品が過去數(shù)年で最高の水準に値上がりした。P&Gのジョン?メラー最高執(zhí)行責任者(COO)は、「これは私がP&Gに來てからの33年間で、コモディティの原材料価格の値上がり幅が最も大きかったケースだ」と述べた。

メラー氏は、「値上げ実施後、消費者心理を安定させるため、當社は既存の製品を改良し、機能を充実させる」と述べた。

P&Gの傘下には、パンテーン、リジョイス、h&s(エイチアンドエス)、セーフガード、ウィスパーなどのブランドがある。

P&Gは20日、2021年度第3四半期(1-3月)の決算を発表した。同期の純売上高は前年同期比5%増の181億900萬ドルに上った。純利益は同10%増の32億4900萬ドルだった。P&Gは決算の中で、21年度は全體の売上高とオーガニック製品の売上高が同5~6%増加すると予想した。

P&Gだけでなく、紙製品メーカーのキンバリークラークも値上げを発表し、6月末からベビー?子ども用スキンケア製品、成人用スキンケア製品、スコットブランドのトイレットペーパーを値上げし、値上げ幅は5-9%になるとした。

日用品メーカーだけでなく、コカ?コーラもこのほど値上げを発表した。そして、微博(ウェイボー)で瞬く間に人気検索ワードになった。コカ?コーラが今週になって述べたところによると、「今後12カ月間から18カ月間のコモディティをめぐる環(huán)境は挑戦に満ちたものになり、プラスチック、アルミ、果糖ブドウ糖液糖などの材料に値上げの兆しが見える。當社はインフレ圧力に対処するため、値上げを計畫した」という。

コカ?コーラのジェームズ?クインシー最高経営責任者(COO)は、「當社は2021年にしっかりしたヘッジ措置を行ったが、2022年は圧力がさらに大きくなるとみられる。そこで値上げせざるを得なくなった。將來的にはパッケージやサイズの変更などに注力し、より細やかに価格を引き上げ調(diào)整する」と述べた。

現(xiàn)在、米國の物価からくる圧力が徐々に顕在化している。先に発表されたデータでは、米國の3月の消費者物価指數(shù)は同2.6%上昇し、18年秋季以來の最高を更新し、米連邦準備制度理事會(FRB)のインフレ目標の2%前後を上回った。

FRBのパウエル議長は先週、「FRBはインフレ率が一定期間內(nèi)は2%を適度に上回ることを願っている」と述べ、FRB関係者の大半は、「2024年まで金利の引き上げはない」と見ている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS)

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