中國(guó)國(guó)際金融のチーフエコノミストの彭文生（ポン?ウェンション）博士は22日、「予想された技術(shù)ルートの下、今後40年間で中國(guó)は約140兆元（約2324兆円）のグリーン投資ニーズを生み出すだろう」と述べた。中國(guó)新聞社が伝えた。

彭氏は上海市金融學(xué)會(huì)が同日に開(kāi)催した2021年「金融先端フォーラム」シリーズの學(xué)術(shù)講座に招かれ、「カーボンニュートラルの経済學(xué)」と題した學(xué)術(shù)報(bào)告を行なう中でこのように述べた。

彭氏は、「中國(guó)國(guó)際金融の試算では、2030年に中國(guó)のCO2排出量のピーク値は約108億トンになり、世界と比較すると、カーボンニュートラルをめぐって中國(guó)にかかる圧力は歐米よりもはるかに大きい。化石エネルギーの使用コストを引き上げるために炭素価格付け（カーボンプライシング）メカニズムを構(gòu)築することはカーボンニュートラルの実現(xiàn)に向けた基礎(chǔ)であり、中國(guó)が『炭素市場(chǎng)が中心、炭素稅が補(bǔ)完』の価格付けメカニズムを採(cǎi)用するよう提起する」と述べた。

膨大なグリーン投資ニーズに対応するため、彭氏は中國(guó)が次の5つの面でグリーン金融の発展を推進(jìn)することを提起した。統(tǒng)一した中國(guó)グリーン基準(zhǔn)を制定する▽拘束力をもったグリーン情報(bào)公開(kāi)メカニズムを構(gòu)築する▽奨勵(lì)政策を整備し、グリーン金融市場(chǎng)の全面的発展を促進(jìn)する▽グリーン金融の理念の育成を強(qiáng)化し、金融機(jī)関が「サービス」と「誘導(dǎo)」を共に重視するようにする▽環(huán)境リスクを慎重な監(jiān)督管理政策の検討要因に入れる。

彭氏は、「気候変動(dòng)への対応とは経済研究が自然の役割と自然の資本を見(jiàn)直す必要があることを意味する。また自然資本には自由市場(chǎng)で形成された価格というものはなく、公共政策と社會(huì)ガバナンスが価格形成の役割を発揮しなければならない」との見(jiàn)方を打ち出した。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KS）