中國中央電視臺（中國中央テレビ、CCTV）によると、黒龍江省鶏西市內(nèi)の臨湖村に23日朝、虎が出現(xiàn)した?；ⅳ限xりを移動し、住人1人が襲われて負(fù)傷した。

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現(xiàn)れたのは、ロシア?シベリア地方から中國東北地方にかけて生息しているアムール虎。アムール虎は國際自然保護(hù)連合（IUCN）が定める絶滅の恐れのある野生動物リストで「絶滅危懼（きぐ）」に指定されている。

CCTVが取材した臨湖村の住人男性によると、朝起きたら屋外から、聞いたことのない吠え聲が聞こえてきた。屋外に飛び出して相手の様子を見て「これは虎じゃないか？」と思ったので、急いで家に逃げ戻り家族に話したが、誰も信じなかったという。

虎はその後、村內(nèi)で暴れて自動車の窓ガラスを割ったりした。警察が出動して人々を避難させたが、農(nóng)作業(yè)をしていた住人1人が虎に襲われ負(fù)傷した。驚いてしまい立ちすくんでいたところ、虎が躍りかかったという。自動車が突進(jìn)して虎を現(xiàn)場から引き離し、負(fù)傷者を救出して病院に搬送したという。

現(xiàn)場には當(dāng)局林業(yè)部門の専門家が到著して、虎に麻酔銃2発を命中させた。虎は草むらに逃げ込んだが、約6時間後に草むらから飛び出し、自動車のタイヤにかみついた。タイヤはパンクしたという。虎はその後、耕作地を歩きまわったため、追加の麻酔銃が発射され、虎は午後8時40分ごろに倒れた。午後9時ごろには完全に眠った狀態(tài)になり、虎を捕獲することに成功した。虎は、黒龍江省野生動物保護(hù)協(xié)會救助ステーションに送られることになったという。

虎は體長が約2メートル、體高は約1メートル、體重は250キログラム前後?；ⅳ浈谣绁Δ稳氦欷蜷L年観察している北京師範(fàn)大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院の馮利民準(zhǔn)教授によると、鶏西市內(nèi)にアムール虎が出現(xiàn)したのは初めてでなく、數(shù)年までにも出現(xiàn)情報があった。狀況からして、ロシア領(lǐng)內(nèi)のシホテアリニ山脈から來た可能性が高く、以前にも出現(xiàn)していることから、中露國境地帯から中國領(lǐng)內(nèi)に「虎の回廊」が形成され拡大しているとみられるという。（翻訳?編集/如月隼人）