ドイツメディアのドイチェ?ベレは、変種の登場(chǎng)もあり、新型コロナウイルス感染癥で極めて厳しい狀態(tài)に陥ったインドが、中國(guó)からの援助を受け入れるかどうかについて論じる記事を発表した。

インドは22日に確認(rèn)された新型コロナウイルス感染者が31萬(wàn)4835人で、翌23日には33萬(wàn)2730人と、2日連続で30萬(wàn)人を突破した。インド國(guó)內(nèi)では醫(yī)療用酸素と病床が極度に不足しており、大病院は次々に、患者受け入れを継続できなくなったと告示した。首都のニューデリーを含むインド北部と西部の病院の多くが、新型コロナウイルス感染癥患者に提供できる酸素が、殘り數(shù)時(shí)間分になったと表明した。インドでは、行政が軍から酸素製造機(jī)を入手したり、酸素5萬(wàn)トンを緊急輸入する動(dòng)きがあるという。

中國(guó)外交部の王文斌報(bào)道官は22日の定例記者會(huì)見(jiàn)で「新型コロナウイルス肺炎は全人類共通の敵であり、國(guó)際社會(huì)は団結(jié)し心を一つにして感染癥と戦わねばならない。中國(guó)側(cè)は、最近になりインド國(guó)內(nèi)では感染癥を巡る情勢(shì)が極めて厳しく、感染癥対策に必要な物資が一時(shí)的に欠乏している狀況にあることに、注目している。インド側(cè)が感染癥を抑制するために必要とする支持と援助をしたいと考えている」と述べた。

しかし、インドが現(xiàn)在までに確定した酸素の入手先は主にペルシャ灣岸國(guó)とシンガポールで、中國(guó)は含まれていないという。23日付のインド紙「ヒンドゥスタン?タイムズ」によると、同紙の問(wèn)い合わせに対して中國(guó)外交部は「インド側(cè)の必要に応じて、具體的な事項(xiàng)について意思疎通する用意がある」と回答したが、中國(guó)側(cè)がインドに対して援助の考えを正式に伝えたかどうかは不明という。

インドのモディ首相は2020年2月、中國(guó)の習(xí)近平國(guó)家主席に書簡(jiǎn)を送り、インドは中國(guó)の感染癥対策に援助を提供すると表明した。中國(guó)の感染癥対策が最も緊迫していた時(shí)期に、インドは中國(guó)にマスク、醫(yī)療用手袋、緊急用醫(yī)療設(shè)備など醫(yī)療物資15トン分を援助した。中國(guó)の孫衛(wèi)東駐インド大使は記者會(huì)見(jiàn)で、インドの中國(guó)に対する支援と応援を稱賛した。

また、2020年4月にインドが新型コロナウイルス感染癥の第1波に見(jiàn)舞われた際には、中國(guó)は航空機(jī)數(shù)十機(jī)を動(dòng)員してインドに醫(yī)療用品を送り屆けた。

しかしその後しばらくして、中印は國(guó)境を巡り対立するラダック東部で軍事摩擦を起こし、両國(guó)関係は過(guò)去數(shù)十年で最低の水準(zhǔn)に落ち込んだ。それから1年近くが経過(guò)し、両國(guó)は現(xiàn)在も狀況を緩和しようと努力している途上だ。

フランスのマクロン大統(tǒng)領(lǐng)も23日には、インドを支援する考えがあると表明した。ただ、國(guó)際的な支援の手に対して、インドの姿勢(shì)はまだはっきりとしない。インドでは新型コロナウイルス感染者が急増する一方で、同國(guó)內(nèi)で発生したと見(jiàn)られる同ウイルスB.1.617株の感染事例も急増中だ。ドイチェ?ベレによると、多くの國(guó)がすでに、インドに滯在した人の自國(guó)への入國(guó)を認(rèn)めないなど、インドに関係する出入國(guó)に制限を設(shè)けている。（翻訳?編集/如月隼人）