中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は28日、「中國と競(jìng)い合う米國のインフラ計(jì)畫に二つの弱點(diǎn)」という見出しの記事を掲載。バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)が先月発表した2兆2500億ドル（約250兆円）規(guī)模のインフラ計(jì)畫について論じた香港の英字紙、サウスチャイナ?モーニング?ポスト（SCMP）の26日付記事を取り上げた。

それによると、SCMPの記事はまず、「バイデン氏は、インフラ支出を中心とした2兆2500億ドルの経済刺激策が、コロナウイルスに襲われた米國経済を後押しし、中國との競(jìng)爭(zhēng)において米國をより良い立場(chǎng)に置くことに賭けている」とした。

そして、「ある意味で、バイデン氏は、中國の経済プレーブックのページをめくって経験をくみ取ろうとしている。中國政府は過去40年間、経済成長(zhǎng)を促し、雇用を創(chuàng)出し、國全體の発展の基盤を築くために、インフラへの強(qiáng)力な投資を利用してきた」とした。

記事は、「米國は、経済計(jì)畫と管理に対する中國のトップダウンアプローチをまねることはできない。中國はまさにこのアプローチによって、コロナウイルスを封じ込めると同時(shí)にインフラへの支出を迅速に決定して実施することができた」と指摘。英ロンドンに本拠を置く調(diào)査會(huì)社TSロンバードの中國?北アジア擔(dān)當(dāng)エコノミスト、ロリー?グリーン氏の見方として、「中國との違いは二つある。第一に、米國の予算の制約と管理はより厳しく、インフラ支出に関連する債務(wù)の蓄積を制限する。二つ目は、実現(xiàn)までの時(shí)間がはるかに遅い。中國政府が投資を決定すると、資金はすぐに実體経済に投入される。地方政府は投資プロジェクトの準(zhǔn)備ができていて、すぐに支出を開始するよう強(qiáng)く動(dòng)機(jī)付けられている。米國では、支出が効果を発揮するまでに數(shù)年かかる可能性があり、カウンターシクリカル（景気循環(huán)対策）な政策ツールとしての影響を鈍らせる」と伝えている。（翻訳?編集/柳川）