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米華字メディア?多維新聞は27日、「中國は世界の覇者にはなれない、致命的な弱點が存在する」と題し、ロシア紙のブズグリャートの同日付記事を紹介した。
米華字メディア?多維新聞は27日、「中國は世界の覇者にはなれない、致命的な弱點が存在する」と題し、ロシア紙のブズグリャートの同日付記事を紹介した。
ブズグリャートの記事はまず、「中國は將來的に世界の覇者になるのか。中國は米國と同じようにその価値観を他民族に押し付け、空母を派遣して相手を爆撃するのか」と疑問を提起した。
その上で、「西側(cè)メディアは長年、中國に対して大規(guī)模な悪魔化を行っており、『中國人は侵略的で、世界を占領(lǐng)し、自分たちの秩序をすべての人に押し付けようとする』と報じてきたが、中國人がこれらを望んでいないのは明らかであり、習(xí)近平(シー?ジンピン)國家主席も、中國はどこまで発展しても永遠に覇権を唱えず、軍拡競爭はしないと述べている」とした。
一方で、記事はこれは「事実の半分でしかない」とも指摘。中國が覇権を求めないのは「望んでいないからではなく、不可能だからだ」とし、その理由について「中國には経済的資源、軍事政治的資源がなく、覇権を唱えるイデオロギー的な資源もない」と主張した。
そして、「中國には空母艦隊もなければ、巨大な軍事基地ネットワークもない。軍事的な手段を通じて自らの利益を守る政治的な意志さえなく、アフリカや南米では米國の軍事政治的な圧力を受けてしばしば後退している」と指摘した。
さらに、「中國には覇権を爭うようなグローバルイデオロギー、つまり、グローバル化の中で他國の民衆(zhòng)が受け入れ、広めるような國家的価値観(例えば、英語、自由民主、マクドナルドなど)がない」とした。
記事は、「中國の食や文化は大勢の人々に受け入れられるものではなく、この面で日本人はすしやアニメで中國人をしのいでいるほど」とし、中國語についても「(他國人が)學(xué)ぶのは非常に難しい」と評した。
また、「中國は中央アジアだけでなく、東アジアでも人気がないため『東アジア版NATO』は構(gòu)築できない」としたほか、「多くの隣國と領(lǐng)土紛爭を抱えているが、中國當局は譲歩せず、相手に條件を受け入れさせようとしている。こうした敵対的な環(huán)境は中國の成長を制限しているほか、中國が世界の他の地域に注ぐ力も制限している」と論じた。
記事は臺灣問題についても、「中國は臺灣が受け入れ可能な統(tǒng)一モデルを提示することができていない」とした上で、「こうした狀況下では世界の覇者になることを公言することはできず、中國には多極的な世界を構(gòu)築して世界問題を共同で解決していく道しかないのだ」と主張した。(翻訳?編集/北田)
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