広大な宇宙の探査は人類共通の夢だ。中國は宇宙科學(xué)、宇宙技術(shù)、宇宙応用の革新的な発展を推進(jìn)し、國際協(xié)力を積極的に展開し、人類の福祉増進(jìn)により大きな貢獻(xiàn)を成し遂げるため取り組んでいる。

■中ロ：國際月科學(xué)研究ステーションを共同建設(shè)へ

中國國家航天局（宇宙局）とロスコスモスはこのほど、國際月科學(xué)研究ステーションの共同建設(shè)を宣言する共同聲明を発表した。聲明は「國際月科學(xué)研究ステーションはすべての興味を持つ國、國際機(jī)関、國際パートナーに向け開放される。國際月科學(xué)研究ステーションの計畫、論証、設(shè)計、研究?製造、実施、運(yùn)営などの面における?yún)f(xié)力を展開するとともに、プロジェクトの各段階、任務(wù)の各レベルにおいて、実物と非実物の形式で國際月科學(xué)研究ステーションの協(xié)力に參加することを歓迎する」とした。

中國の「雙星計畫」に招待され地球の磁気層を研究するロシア科學(xué)アカデミー宇宙研究所のアナトリー?ペトロヴィッチ所長は、「中ロ両國の宇宙協(xié)力は長い歴史があり、月探査で各自の優(yōu)位性を持ち、相互補(bǔ)完できる。中國の月探査プロジェクトは予定通り周回?著陸?帰還という3ステップ計畫を完了し、多くの先進(jìn)的な技術(shù)システムを構(gòu)築した。例えば見えない月の裏側(cè)で中継衛(wèi)星を使い遠(yuǎn)隔操作?制御を行い、初めて月周回軌道でランデブー?ドッキングも実現(xiàn)した。ロシアは獨特な科學(xué)裝置を開発したほか、月探査の実際の操作でも豊富な経験を持つ。例えば月の夜の気溫が極めて低く、2週間近くも続くが、ロシア側(cè)は月ステーションがこの環(huán)境でも正常に稼働できる技術(shù)を持っている。中ロ雙方の原子力や航空などの協(xié)力の経験は、両國の連攜が重大な成功を収めることができることを証明している」と述べた。

■中伊：月の11萬カ所近くのクレーターを新たに識別

中國の吉林大學(xué)、イタリアのトレント大學(xué)、中國科學(xué)院國家天文臺などで構(gòu)成される中國?海外國際研究チームは昨年末、月のクレーターのスマート識別と年代特定で畫期的進(jìn)展を遂げた。新たに月の11萬カ所近くのクレーターを識別した上、1萬8000カ所以上の地質(zhì)年代を特定した。月のクレーターの効果的な識別と年代推定は、月の地形、地質(zhì)構(gòu)造、地質(zhì)年齢、宇宙船著陸地點の選定などにとって極めて重要だ。

プロジェクトの重要な參加者としてのトレント大學(xué)情報工學(xué)?コンピュータサイエンス學(xué)部のロレンソ?ブルゾーネ教授は、「研究成果は中國宇宙事業(yè)の卓越した技術(shù)によって支えられた」としている?！告隙?號と2號が取得したデータ及び中國人工知能（AI）分野の先進(jìn)技術(shù)は、月探査の研究に可能性をもたらした。月研究で中國が世界の研究の最先端を走っていることは間違いない。中國は宇宙、特に月探査で多くの重要な提案と推進(jìn)計畫を打ち出した。これは人類の未來の月探査の研究とより多くの目標(biāo)達(dá)成に向け大きな力を提供する」とロレンソ氏。

ロレンソ氏は「中國の科學(xué)者との交流、ともに仕事をすることは、愉快で忘れがたい経験だ。イタリア?中國の科學(xué)者は長期的に學(xué)術(shù)相互訪問を展開している。雙方の協(xié)力は緊密でスムーズだ」と述べた。月クレーター識別プロジェクトの主要研究者で、吉林大學(xué)の地球科學(xué)専門家の陳陽（チェン?ヤン）氏は、トレント大學(xué)で數(shù)年間の科學(xué)研究生活を送った。ロレンソ氏は「両國の研究者は専門知識を相互補(bǔ)完し、各自の長所を示している。上げた誇らしい成果も相互學(xué)習(xí)?交流の結(jié)果だ。これはわれわれと中國の同僚との長期協(xié)力の伝統(tǒng)的な友好を確かなものにした」と述べた。

■中仏：「嫦娥6號」がDORN検出器を搭載へ

フランス國立宇宙研究センターが開発した心血管モニタリング設(shè)備「Cardiospace」が2016年、中國の「天宮2號」に搭載され宇宙に旅立った。船內(nèi)で無重力狀態(tài)の宇宙飛行士の身體狀況のモニタリングに用いられた。雙方が共同開発?運(yùn)営した初の科學(xué)衛(wèi)星「中仏海洋衛(wèi)星」が2018年10月に打ち上げられた。中仏は2019年に月探査計畫意向書に署名し、フランスは2024年頃に予定されている嫦娥6號月探査計畫に參加することになった。これはフランス初の月面著陸宇宙プロジェクトであり、中仏初の月探査協(xié)力でもある。

計畫によると、フランス側(cè)は揮発物検出器（DORN）を月探査機(jī)「嫦娥6號」に搭載し、揮発性元素の月の粉塵と月の宇宙空間における移動?拡散の研究に用いられる。フランス國立宇宙研究センターのジャン=イヴ?ル?ガル総裁は、「仏中両國の宇宙事業(yè)の協(xié)力には大きな発展の余地がある。嫦娥6號と世界水循環(huán)観測衛(wèi)星プロジェクトの協(xié)力の他に、仏中はさらに火星ローバープロジェクトの協(xié)力の実行可能性を模索する。各自の優(yōu)位性を発揮し、人類の宇宙への理解を深め、より大きな進(jìn)展を?qū)g現(xiàn)する」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）