臺(tái)灣の女性ユニットS．H．Eのセリーナ（任家萱）が、事故による大やけどから11年を経て映畫(huà)「頭七」に主演することになり、28日にクランクインセレモニーが行われた。

S．H．Eのセリーナが中國(guó)ドラマ「我和春天有個(gè)約會(huì)」の撮影中、上海市のスタジオで火薬の爆発事故に遭ったのは2010年10月のことだった。體の50％以上にやけどを負(fù)い、一時(shí)は生命の危機(jī)も報(bào)じられ、その後は長(zhǎng)期間の治療とリハビリ生活を経験している。

28日、映畫(huà)「頭七」のクランクインセレモニーが臺(tái)北市內(nèi)の聖興天后宮で行われ、主演のセリーナも出席。同作は大やけどから11年を経て、「我和春天有個(gè)約會(huì)」以來(lái)初めての主演、さらにデビューから20年目にして初の映畫(huà)主演作となる。

來(lái)年公開(kāi)予定の「頭七」は近年、海外でも人気の高まっている臺(tái)灣ホラー作品。3人組のS．H．Eは姉妹のような仲の良さでも知られるが、「頭七」のオファーを受けた理由についてセリーナは、メンバーのヒビ（田馥甄）から「恐怖におののく顔を見(jiàn)たい」と言われたことを挙げている。自他とも認(rèn)める「怖がり」のため、妹で女優(yōu)のキミ?レン（任容萱）にもよく考えるよう説得されたが、新しいジャンルへの挑戦として覚悟を決め、引き受けることにしたという。

10年の火薬爆発事故では、共演者で中國(guó)の俳優(yōu)ユー?ハオミン（俞灝明）も大やけどを負(fù)い、セリーナと同じく長(zhǎng)期間の治療とリハビリを経て復(fù)帰している。事故以前は「國(guó)民の弟」とも呼ばれる人気アイドルだったが、近年はドラマ「月に咲く花の如く」や「海上牧雲(yún)記 ～3つの予言と王朝の謎」「大明皇妃 ～Empress of the Ming～」といった話題作に次々出演し、俳優(yōu)として著実に進(jìn)化を続けている。（Mathilda）