2021年4月29日、仏國(guó)際放送局RFIの中國(guó)語版サイトは、世界的に銅の需給がひっ迫し、銅の価格が過去最高水準(zhǔn)に迫っていると報(bào)じた。

記事は、1年前より銅の価格が上昇を続けており、黃銅価格が今年2月に1トン當(dāng)たり9000ドル（約98萬円）を突破し、現(xiàn)在では1萬ドル（約109萬円）に近付いていると紹介。2011年に記録した1萬190ドル（約110萬円）の過去最高値が間近に迫っていると伝えた。

その上で、銅の価格高騰を招いている理由としてまず、世界の銅材消費(fèi)量の半分を占める中國(guó)の経済が昨年中期ごろより回復(fù)傾向にあり、需要が高まっている點(diǎn)を挙げた。

また、エネルギーの転換も要因の一つであり、電気自動(dòng)車に用いられる銅の量が化石燃料自動(dòng)車の4倍であるために銅の需要が高まっていると指摘。ゴールドマンサックスのアナリストが、2030年までに需要が現(xiàn)在の6倍に達(dá)する見込みだとの予測(cè)を示したとしている。

さらに、世界最大の銅生産國(guó)であるチリで労働者のストライキが起こっていること、これまで銅の価格が低迷していたことで、新たな採(cǎi)掘場(chǎng)の開発が進(jìn)んでおらず、開発に10～20年を要することなども、銅の価格が高騰する要因を構(gòu)成していることを伝えた。（翻訳?編集/川尻）