2021年4月29日、韓國(guó)メディア?ソウル経済は「新型コロナウイルス感染癥の拡大防止としてソーシャルディスタンスが広まり自転車需要が増加しているが、その最大の恩恵を被っているのは日本の部品メーカーだった」と伝えた。

韓國(guó)では19年7月、日本政府の対韓國(guó)輸出管理強(qiáng)化措置をきっかけに日本製品不買(mǎi)運(yùn)動(dòng)が始まり、現(xiàn)在も続いている。しかし関連業(yè)界によると、ソウル市が運(yùn)営する自転車レンタルサービス「タルンイ」の自転車の主要な部品は、大部分が日本のメーカー「シマノ」や「サンヨー」の製品であることが判明した。関係者は「市民の安全問(wèn)題が懸かっているため、保守的に自転車スペックを決定した。國(guó)內(nèi)自転車メーカーとも協(xié)議したが、適當(dāng)な國(guó)産部品を見(jiàn)つけることができず、日本製の部品を使っている」と説明したという。

新型コロナウイルスの影響で自転車の需要が高まり、「タルンイ」利用者も大幅に増えているという。アプリユーザーは2019年3月の17萬(wàn)人から昨年は31萬(wàn)人に増加。今年３月は46萬(wàn)人に達(dá)した。自転車メーカーの業(yè)績(jī)も昨年から大きく改善されており、韓國(guó)トップの自転車メーカー「三千里自転車」は昨年の売上高が前年比38％増加し、営業(yè)利益も2年連続の赤字から黒字に好転したという。

記事は「日本製の部品を使いたくなくても代替できる國(guó)産部品がないため、公共自転車から民間の自転車メーカーまで、日本製部品への依存度は拡大している」と指摘している。一部のメーカーは中國(guó)製の部品への切り替えを検討しているという。2000年代に入って韓國(guó)內(nèi)の自転車部品産業(yè)は「事実上、崩壊」しており、一部の分野では生き殘っている韓國(guó)メーカーもあるものの「日本製部品の方が多く使われているのが現(xiàn)実」だという。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「認(rèn)めたくはないが、これは仕方ない。自転車部品はシマノが一番だ」「シマノのブレーキは事実上、世界を獨(dú)占している。違うものを使って事故が起きたら、誰(shuí)が責(zé)任を取るんだ？自転車部品は日本が標(biāo)準(zhǔn)なんだよ」「自転車部品はシマノを使うしかない。適切な國(guó)內(nèi)メーカーがないんだから」「日本製部品の安全度と信頼性の高さは自転車に乗る人ならみんな知っている事実では？」など、日本製部品を認(rèn)める內(nèi)容のコメントが多く寄せられている。

その他、「かといって中國(guó)製を使うのはちょっとね…」「市民の安全を守らなければいけないのに、中國(guó)製に変えろとでも？」「中國(guó)製部品を使っていないことを褒めてあげよう」「品質(zhì)の悪い國(guó)內(nèi)メーカーが努力しなければいけない。価格をふっかけ、愛(ài)國(guó)心で売りつけたりするな」などの聲も上がっている。（翻訳?編集/麻江）