中國のネット上でこのほど、路上に駐車していたタクシーの車內(nèi)で運(yùn)転手が意識を失っていたにもかかわらず、交通警察官が駐車禁止の取り締まり時に見逃し、駐車違反のステッカーだけを貼って立ち去ったなどとして物議を醸した問題で、陝西省西安市の公安局は4日、同警察官の法執(zhí)行に不十分な點(diǎn)があったなどとし、上司ら3人を警告などの処分としたことを明らかにした。中國の國営放送機(jī)構(gòu)、中央広播電視総臺のニュースサイトが5日付で伝えた。

報道によると、ネット上で物議を醸したことを受け、西安市公安局は2日、「車內(nèi)の映像資料を調(diào)査した結(jié)果」として、「1日午前4時57分、康楽路を走行していた運(yùn)転手は車を止め、助手席に移った後に吐き気、けいれんを起こした。映像によると、同9時42分以降、運(yùn)転手は生理的な動作反応が見られなくなった。同10時19分、交通警察官が駐車違反を発見し、運(yùn)転席側(cè)のBピラーに駐車違反のステッカーを貼って立ち去った。その間、車內(nèi)の異常には気付かなかった。同10時43分、車內(nèi)の狀況に気付いた人から救急通報があり、現(xiàn)場に駆け付けた救急隊員が運(yùn)転手の死亡を確認(rèn)し、警察に通報した?，F(xiàn)在、當(dāng)事者の警察官に事情聴取している」と発表していた。（翻訳?編集/柳川）