中國、太平洋の島で米軍が殘した滑走路の復舊を計畫―英メディア

Record China    2021年5月6日(木) 12時10分

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5日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、太平洋の島國?キリバスで米軍が廃棄した滑走路を中國が再利用する計畫を立てていると報じた。

2021年5月5日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、太平洋の島國?キリバスで米軍が廃棄した滑走路を中國が再利用する計畫を立てていると報じた。

記事は、英ロイターが報じた內(nèi)容として、キリバスの野黨関係者が同國中部のカントン島にある米軍が廃棄した滑走路や橋について中國が再利用の計畫を立てていると述べ、「キリバス政府は、橋や滑走路の修復の可能性について検討しているという情報以外の詳細については明らかにしていない」と語ったことを伝えた。

そして、軍事専門家からは「カントン島は戦略上非常に重要な位置にあり、もし中國による工事が完了すれば島は『海上の航空母艦』になるだろう」との意見が出たとした上で、「キリバス政府や中國政府はロイターによる問い合わせにコメントを出していない」とした。

中國が再利用を計畫しているという滑走路があるカントン島は米國からニュージーランド、オーストラリアへの航路上に位置しており、第2次世界大戦中に米海軍が當時英國領(lǐng)だった現(xiàn)地に軍事基地を建設(shè)し、戦爭終了後は民間航空機のハブ空港として利用されていたという。

記事は、キリバスが2003年に中華民國と國交を結(jié)んだ後、19年には中華人民共和國との國交に切り替え、昨年1月にはマアマウ大統(tǒng)領(lǐng)が北京を訪問し、「一帯一路」合意文書に署名を行ったと紹介。同4月の立法選挙で與黨が敗北を喫して反中勢力の臺頭が指摘されたものの、同6月の大統(tǒng)領(lǐng)選挙で同大統(tǒng)領(lǐng)が他候補を大差で破って再選を果たしたと伝えている。(翻訳?編集/川尻

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