中國科學(xué)院南京地質(zhì)古生物研究所によると、中國、英國、ドイツなど複數(shù)の國の古生物學(xué)者が中國の福建省で、約1500萬年前の化石の寶庫「漳浦生物群」を発見した。この生物群には大量の琥珀と植物の化石の標(biāo)本が殘されており、太古の生物の熱帯雨林における生活シーンを生き生きと示している。新華社が伝えた。

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今回見つかった漳浦生物群は福建省の漳浦県に位置し、その地質(zhì)時代は約1500萬年前。研究チームは10年にわたる野外採取により、2萬5000點(diǎn)以上の昆蟲を含む琥珀と、5000點(diǎn)以上の植物の化石を取得した。見つかった化石の多様性から、漳浦生物群の琥珀群系は過去100年で新たに見つかったうち最も豊富な琥珀生物群だとわかった。これはミャンマー?カチン州琥珀生物群、バルト海琥珀生物群、ドミニカ琥珀生物群と共に世界4大琥珀生物群を構(gòu)成している。

漳浦琥珀には大量の標(biāo)本が保存されており、うち昆蟲が最も豊富で少なくとも20目?200科に上る。最も多いのは蚊などの雙翅目で全體の約55％を占めている。

同研究の指導(dǎo)者の一人で、中國科學(xué)院南京地質(zhì)古生物研究所の王博（ワン?ボー）研究員によると、漳浦生物群は種が極めて豊富な熱帯雨林化石バンクであることは、約1500萬年前に熱帯雨林が福建省南部に広がっていたことを意味する。そこの年平均気溫は22．5度、年間降水量は2000ミリ近くで、一年を通じて植物が成長できた。森林の中には花や苔が生え、多くのカタツムリ、クモ、ミツバチ、コオロギ、カブトムシなどが生息していた。そのうち多くの種が現(xiàn)在も存在している。

王氏は「特に今回見つかった琥珀の化石は、1500萬年前の森林の生物の生存狀態(tài)を立體的に示している。これは天然の太古生物博物館のようなものだ」と述べた。

関連する研究成果は1日、米サイエンス誌の姉妹誌「Science Advances」に掲載された。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）