2021年5月5日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは「どうして醫(yī)療先進(jìn)國である日本が、新型コロナによる醫(yī)療崩壊に直面しているのか」とする記事を掲載した。

記事は、英國などで検出された新型コロナウイルス変異株が日本で急拡散しており、東京や大阪など全國各地で新規(guī)感染者數(shù)が高止まり?duì)顟B(tài)にあると紹介?；A(chǔ)疾患のない20代でも重癥化しやすくなっていると伝えた。

そして、感染者數(shù)の増加に伴って日本では醫(yī)療崩壊が深刻化していると指摘。大阪市では4月29日時(shí)點(diǎn)での新型コロナ用病床使用率が95％に達(dá)し、入院が必要であるにもかかわらず受け入れ先の醫(yī)療機(jī)関が見つからず、一時(shí)施設(shè)や自宅での待機(jī)を余儀なくされるケースが発生し、自宅內(nèi)で死亡する人も増えたとしている。また、新型コロナ患者が多くのベッドを占有していることで、臓器移植などの手術(shù)が行えない狀況も起きていると紹介した。

その上で、もともと日本は経済協(xié)力開発機(jī)構(gòu)（OECD）加盟37カ國中で病院數(shù)も病床數(shù)も最も多い國であると紹介する一方で、新型コロナ感染者を受け入れ可能な病院數(shù)が少ないほか、1000人あたりの醫(yī)師數(shù)がOECD加盟國中27位と少なく、集中治療室や看護(hù)師の専門人材も不足しているとした。また、90％を輸入に頼っている人工呼吸器の調(diào)達(dá)が、世界的な感染拡大により滯っていると伝えた。

記事は最後に、これらの問題點(diǎn)を指摘した上で「患者が少なく、病院が多い日本でも、醫(yī)療崩壊の危機(jī)に直面しているというのが現(xiàn)狀なのだ」と評している。（翻訳?編集/川尻）