毒ヘビがあちこちに、住民の不安募るも放生団體「阿彌陀仏と唱えれば人をかまない」―臺灣

Record China    2021年5月13日(木) 9時30分

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10日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、臺灣で毒ヘビまでも対象とする「放生」が問題視されていることを報じた。寫真はコブラ。

2021年5月10日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、臺灣で毒ヘビまでも対象とする「放生」が問題視されていることを報じた。

臺灣メディア?ETtodayの7日の記事によると、徐立信(シュー?リーシン)臺北市議は6日に同市議會で「市內(nèi)の社子島では多くの放生団體が現(xiàn)地で動物を放つ放生を行っており、魚、カメ、エビ、カニ、鳥といった生物に加え、毒ヘビまでもが対象とされ、住民が憂慮している」と語った。

徐議員は「巷間では放生された動物が毒を持っていると、より多くの障害を消除してくれると考えられているため、毒ヘビを放生するようだ」と説明した。毒ヘビの放生に抗議した市民に対して放生団體が「阿彌陀仏と唱えれば人をかむことはない」と答え、住民から罵聲を浴びることもあったという。また、放生が午前4?5時という未明の時刻に行われることも、住民の不安を募らせる要素になっているとのこと。

臺北市動物保護処の宋念潔(ソン?ニエンジエ)処長は「市民だけではなく、多くの宗教団體が放生を行っている。昨年処分を行った宗教団體は、祈禱や慈悲の心を理由に抗議をしており、放生の代わりに誦経をするよう説得しているところだ」と述べるとともに、動物の放生行為は「飼育放棄」に當たる可能性もあるため、行為を発見した場合には當局に連絡するよう呼び掛けた。

記事は、臺灣での放生活動は大型化、商業(yè)化の様相を呈しており、年間でおよそ2億匹の動物が放生されていると紹介。市民が商人から大量の野生動物を購入して自然に放つケースもあり、生態(tài)バランスへの深刻な影響が懸念されているとした。そして、臺灣行政院が野生動物保護法を改正して、秩序のない放生を禁止することを検討しているとも伝えた。(翻訳?編集/川尻

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