2021年5月12日、韓國?國民日?qǐng)?bào)によると、韓國の保守系最大野黨「未來統(tǒng)合黨（現(xiàn)?國民の力）」の代表を努めた黃教安（ファン?ギョアン）元首相が米國に新型コロナウイルスのワクチン1000萬回分の支援を要請(qǐng)した。

記事によると、訪米中の黃元首相は11日（現(xiàn)地時(shí)間）に行われた特派員懇談會(huì)で、カート?キャンベルNSC（國家安全保障會(huì)議）インド太平洋調(diào)整官やマーク?ナッパー國務(wù)次官補(bǔ)代理ら政財(cái)界の主要人物と會(huì)い、コロナワクチン1000萬回分を韓國に支援するよう要請(qǐng)したことを明らかにした。米國側(cè)は「最大限努力する」「ホワイトハウスに報(bào)告する」などと肯定的な反応を示したという。

また黃元首相は、米國側(cè)に要請(qǐng)する際に「『國民の力』所屬の地方自治體首長がいるソウル?釜山?済州にだけでも、強(qiáng)固な米韓同盟を象徴する意味でも支援してほしい」と伝えたことも明らかにした。これについては韓國內(nèi)で「國民のためにワクチンを確保すると言いつつ地域で差別した」などと批判の聲が上がっているという。

その他にも、現(xiàn)地の製薬會(huì)社と米議員から今月21日に予定されている文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)の訪米に合わせて大々的なワクチン契約を締結(jié)するとの情報(bào)を得たこと、米外交委員會(huì)所屬の議員からは委員會(huì)內(nèi)で米韓ワクチンスワップの議論が本格的に始まり、韓國のワクチン受給問題をめぐり米ホワイトハウスや米國務(wù)省と実務(wù)的手続きが進(jìn)行中であるとの情報(bào)を得たことも明らかにしたという。

これを見た韓國のネットユーザーからは「米國に行って物乞いか」「ああ情けない。國際的恥さらしだ」「リップサービスということくらい本人も分かっているだろう」「ファイザーのウェブページに問い合わせメールを送ったようだね」など批判や皮肉交じりの聲が上がっている。

また、ソウル?釜山?済州への支援を強(qiáng)調(diào)したことについても「身勝手すぎる」「國の利益のことは考えず、ただただ自分の政権欲に執(zhí)著している」「ワクチンが入ってきたら疾病管理庁が管理するのでは？黃氏はおかしなことを言っている」「ソウル、釜山、済州は黃氏が頼んだワクチンが到著するまで待っていないとね」など反発の聲が続出している。（翻訳?編集/堂本）