2021年5月12日、銭江視頻は、人権問題を理由に新疆産綿の不使用を表明しているアディダスの製品について、中國(guó)の地方當(dāng)局が広告內(nèi)容違反を理由に行政処分を下したと報(bào)じた。

記事は、アディダススポーツ（中國(guó)）有限公司が4月23日に江蘇省蘇州工業(yè)パーク市場(chǎng)監(jiān)督管理局から新たに行政処罰を受けたと紹介。処罰の內(nèi)容について広告內(nèi)容管理規(guī)定に反する行為などであるとした上で、対象製品がultra boost男性用ジョギングシューズ（製品データの発売時(shí)期に関する問題）、FIN IST LGEサッカーボール（國(guó)際サッカー連盟のロゴが入っていない問題）であることを伝えた。行政処分による罰金額は5萬元（約85萬円）だという。

中國(guó)では、新疆産綿の不使用を表明している海外ブランドに対する反発が強(qiáng)まっている。先日も、中國(guó)の人気オーディション番組で出演者が著用していたアディダスのシャツのロゴや特徴的なデザインを隠すため、畫面がモザイクだらけになったことが臺(tái)灣メディアなどによって報(bào)じられた。

アディダスに対する中國(guó)當(dāng)局の新たな処分に対して、中國(guó)のネットユーザーは「ざまあみろ、の一言」「心になぜか喜びが湧いている」「こんなブランド、中國(guó)から出ていけ」「いまだに中國(guó)で売れていることがおかしい。もうみんな忘れてしまったのか」など、アディダスに対する批判的な意見、當(dāng)局の処分を支持するコメントを多く殘している。

また、罰金額について「5萬元は少なすぎる」との聲も多く見られたが、これには「罰金はあくまでもシグナルであり金額は関係ない。アディダスやナイキに対する當(dāng)局の態(tài)度を示すためのものだ。これまではなあなあにしてきた部分も、これからは見つけ次第すぐたたくぞってことだ」との意見もあった。（翻訳?編集/川尻）