2021年5月12日、中國(guó)メディアの頭條新聞によると、上海市で犬の散歩をしていた小學(xué)生が現(xiàn)金51萬元（約860萬円）を拾った。

記事によると、上海市で先日、犬の散歩をしていた小學(xué)生姉弟が現(xiàn)金26萬元（約440萬円）を拾って警察に屆けたとの情報(bào)が注目を集めた。しかし、現(xiàn)金を拾ったとされる小學(xué)生の母親に確認(rèn)したところ、実際に拾ったのは51萬元だったことが明らかになったという。

母親によると、冗談で「貧しいわが家のために誰かが置いていってくれたのかもね」と母親が言うと、子どもたちが「これはうちのお金じゃない。他人のお金を使ってはいけない。落とした人に返してあげなきゃ」と答え、警察に屆け出たという。

記事によれば、拾得した現(xiàn)金はすでに落とし主に返卻され、幼い姉弟には、公益団體から報(bào)奨金として1萬元（約17萬円）が支給されたとのことだ。母親は報(bào)奨金について「全部子どもたちのもの。子どもたちに渡す」と語ったという。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「よし、犬の散歩に行ってこよう！」「素晴らしい家庭だ」「まさに、教育がこういう素晴らしい子どもをつくるんだよなあ」「犬の散歩で拾うものといったら、普通はアレだよなあ……」「正しい価値観を持った、前途有望な子たちだ！」「最初に見つけたのはワンちゃんだから、ワンちゃんにもご褒美をあげて！」など、姉弟そして母親に対する稱賛コメントを殘している。（翻訳?編集/川尻）