2021年5月14日、頭條新聞は、中國の航空會社が航空便の出発遅延を理由として搭乗者に現(xiàn)金200元（約3400円）を手渡し、搭乗者が喜んで受け取ったと報(bào)じた。

記事は、湖南省長沙市の空港で11日、現(xiàn)地時(shí)間午前7時(shí)に出発予定だった昆明航空の便がおよそ6時(shí)間遅延するトラブルがあり、搭乗時(shí)にスタッフが乗客1人1人に対して現(xiàn)金200元を補(bǔ)償金として手渡したと紹介。その様子を乗客の1人が撮影していたと伝えた。

そして、動(dòng)畫を撮影した乗客が「航空會社自身の原因による遅延ということで、補(bǔ)償を現(xiàn)金でくれた。飛行機(jī)には何度となく乗っているが、現(xiàn)金で補(bǔ)償されたのは初めて。なんだかうれしくて、その様子を記録しようと思った」と語ったことを紹介している。

この件について、中國のネットユーザーは「乗客に優(yōu)しい補(bǔ)償方法だ」「金額は多くないけど、その心意気がいいね」「それに引き換えどっかの航空會社は次の日まで遅延したのにホテルの手配はおろか、休憩室の開放さえしなかった。こんな會社はつぶれてしまえ」「何百回と飛行機(jī)に乗り、10時(shí)間以上遅延したこともあったけど、現(xiàn)金を支給されたことは確かにない」「これは昆明航空にとってもいい宣伝になりそうだね」「自分は降機(jī)後に現(xiàn)金を配られたことがある」「やっぱり現(xiàn)金が一番だよな。200元相當(dāng)のプレゼントだったらニュースにはならないだろう」といったコメントを殘している。

一方で「そこまで喜ぶべきではない。航空會社自身の理由だったから200元を配ったにすぎないわけで、多くの場合の遅延は天候や航空管制によるもの。それでは補(bǔ)償は出ないのが普通」という意見も見られた。（翻訳?編集/川尻）