2021年5月14日、観察者網(wǎng)は、オーストラリアのテハン貿(mào)易?観光?投資相が「中國に書簡を出したが4カ月返事がない」と語ったことを報じた。

記事は、テハン貿(mào)易相が14日に豪ABCのインタビューを受けた際に「中國政府に貿(mào)易紛爭に関する書簡を出して4カ月経つが返事はあったか」との問いに「まだない。われわれは問題解決を非常に渇望している。最もベストな方法が、対話だ」と答え、「さらに待つつもりか」と問われると「待つ。辛抱強(qiáng)い姿勢がわれわれには必要だ」との考えを示したことを伝えた。

また、中國商務(wù)部がオーストラリア産ワインに対して最大218．4％の反ダンピング関稅を課す決定をしたことについて、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）に提訴する用意があるかとの質(zhì)問には「積極的に考えており、業(yè)界と次の行動方針について検討している。わが國の業(yè)界が損害を受けるならば、われわれはあらゆる既存のメカニズムを利用すべきだ」と語る一方、具體的な「行動」の時期については「なおも準(zhǔn)備が必要」として明言を避けたとしている。

記事は、同貿(mào)易相が昨年12月に就任した直後の今年1月に中國政府関係者に対し貿(mào)易問題に関する両國間の対話、議論の再開を求める書簡を送ったと紹介。同貿(mào)易相が書簡の具體的な內(nèi)容を明らかにしていないものの「多くの問題において、わが國が中國と接觸したいという強(qiáng)い意思を示した」と語ったことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）