2021年5月17日、韓國(guó)?毎日経済は「韓國(guó)政府が米國(guó)のバイデン政権に『シンガポール宣言』の継承を求め、その代わりに日韓関係改善に向けた努力を約束していた」と報(bào)じた。

記事によると、韓國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)府國(guó)家安保室と外交部は昨年末、バイデン氏の大統(tǒng)領(lǐng)當(dāng)選が確実となった直後から対米説得を開(kāi)始し、トランプ政権での（米朝首脳による）シンガポール宣言や段階的非核化戦略を継承するよう求めた。

これに対し、バイデン政権はその「対価」として「日韓関係の改善」を求めた。韓國(guó)政府関係者は「米國(guó)の望みは同盟強(qiáng)化であり、そこに集中するなら対北朝鮮政策では韓國(guó)の考えを最大限反映するという立場(chǎng)だ」と説明したという。

記事は「実際にバイデン政権発足以降、韓國(guó)政府の対日政策は180度変わった」としている。文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は1月に元慰安婦らが日本政府を相手取った損害賠償請(qǐng)求訴訟で勝訴した際に「困惑している」と述べ、2月には慰安婦関連を擔(dān)當(dāng)していた裁判官の多くが異動(dòng)となった。そして4月には別の元慰安婦らが同様の趣旨で起こした訴訟で原告敗訴の判決が出された。これに関し記事は「1年前に當(dāng)時(shí)の鄭義溶（チョン?ウィヨン）國(guó)家安保室長(zhǎng)が軍事情報(bào)包括保護(hù)協(xié)定（GSOMIA）をめぐり日本に『You try me』と強(qiáng)く警告したときのムードとは全く違う」と指摘している。

また、韓國(guó)政府は今月21日に米國(guó)で行われる米韓首脳會(huì)談の共同宣言文に「シンガポール宣言の継承」に関する內(nèi)容を含める案を推進(jìn)しているという。

こうした動(dòng)きについて、一部では「韓國(guó)政府が日韓関係を?qū)澅遍v係に従屬させている」と批判する聲が出ている。ある元外交官は「政府が北朝鮮との外交関係改善のために日韓関係を利用している」とし、「『いまだに長(zhǎng)期的なビジョンを持たずに日韓関係に対応している』との批判を免れないだろう」と指摘したという。

これを見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは「現(xiàn)政権は北朝鮮ファースト」「文大統(tǒng)領(lǐng)が韓國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)なのか北朝鮮の大統(tǒng)領(lǐng)なのか分からない」「さんざん反日をあおったのに、今度は北朝鮮を助けるために日本との関係を改善するだと？」「『日本には二度と負(fù)けない』と宣言したよね？」「順序がおかしい。同盟のためを優(yōu)先するのではなく、北朝鮮のために同盟と仲良くするということ？」「結(jié)局は日韓関係までも北朝鮮のための政治の道具に過(guò)ぎないということだ」など現(xiàn)政権への批判的な聲が続出している。

その他「日本に鼻で笑われる」「韓國(guó)が『日韓関係を改善しよう』と言ったところで日本がすぐに応じるとは思えない」などの聲も見(jiàn)られた。（翻訳?編集/堂本）