2021年5月17日、中國(guó)メディアの封面新聞によると、四川省で10歳の少女が「アクロバット前転」でギネス新記録を更新した。

同省成都市の10歳の少女?陳州陽(yáng)（チェン?ジョウヤン）さんがこのほど、胸から著地する20メートル連続前転で13秒22をマークし、これまで別の中國(guó)人女性が持っていた15秒54の記録を大幅に破り、新たなギネス記録を樹立した。

記録達(dá)成の瞬間を撮影した動(dòng)畫では、膝立ちの體勢(shì)からスタートした陳さんが前に倒れて胸から著地すると、體を反らせたまま胸と手足の力を使いながらくるくると前転し続けてそのままゴール。通常の前転は體を屈めて後頭部、背中、かかとの順に著地し、體の外側(cè)で回転するが、陳さんの前転は胸と手、額、つま先、ひざの順に著地し、體の內(nèi)側(cè)を使って回転する。かかとではなくつま先で著地するためには體と足首を十分に反らせる必要があり、通常の前転よりも高い柔軟性と腳力が要求される。

陳さんはこれまでにも臺(tái)の端でブリッジの體勢(shì)を取ったまま上半身を地面すれすれまで落とし、地面に置かれた花を口に加える曲蕓でギネス記録を更新しており、今回が自身にとって二つ目の「タイトル」だという。

ただ、この「スゴ技少女」の新記録について、中國(guó)のネットユーザーは「くれぐれ健康と安全には気をつけてほしい」「発育に影響がなければいいのだが」「子どもは柔軟性が高いというけれど、脊柱への影響が心配だ」「本人がこの『運(yùn)動(dòng)』を楽しんでやっているのであれば素晴らしいし応援したい。でも親にやらされているのであれば、ちょっと怖いな」など、祝福よりも心配する聲が多く上がっている。（翻訳?編集/川尻）