2021年5月17日、米華字メディア多維新聞は、米軍のMQ-4C無(wú)人偵察機(jī)が初めて日本國(guó)內(nèi)に展開(kāi)されると報(bào)じた。

記事は、米海軍が14日、MQ-4Cトライトン2機(jī)がグアム島から青森県の三沢基地に移転し、初めて日本國(guó)內(nèi)へ展開(kāi)されたと発表したことを紹介。三沢基地にはP-8Aポセイドン紹介機(jī)を含む偵察、諜報(bào)用飛行機(jī)が配備されているとし、米國(guó)防総省が「周辺國(guó)が日々活発化させている海上活動(dòng)に対処するため」と説明したことを伝えた。

その上で、北京大學(xué)のシンクタンク「南海戦略態(tài)勢(shì)感知計(jì)畫(huà)」の責(zé)任者?胡波（フー?ボー）氏が「米軍の大型無(wú)人偵察機(jī)の使用は、中國(guó)の警備部隊(duì)による誤認(rèn)識(shí)や摩擦のリスクを高めることになる。米軍の目的は情報(bào)収集だけでなく、中國(guó)に対して政治的な圧力をかけ、軍事的に脅迫することだ」と語(yǔ)り、米國(guó)側(cè)に明らかな敵意があるため、中國(guó)の対応も「安全保障を考慮したものになるだろう」との見(jiàn)方を示したとした。

MQ-4Cについて記事は、RQ-4グローバルホーク無(wú)人機(jī)をベースとして改造を施したもので、翼やフレーム、防雷システムが強(qiáng)化されているため雲(yún)層を飛び越えたり、海面に近い場(chǎng)所を飛行したりでき、船舶などの目標(biāo)の探査や追跡、識(shí)別がより効果的に行えると説明。レーダーやカメラ、センサーも先進(jìn)的で、広範(fàn)囲な海や沿海地域の監(jiān)視ができると紹介している。（翻訳?編集/川尻）