中國當(dāng)局が蟲食いのある野菜を捨てたとして中學(xué)校の食堂を摘発したことに、ネットユーザーから反発の聲が上がっている。

広西チワン族自治區(qū)桂林市の中學(xué)校食堂がこのほど、市場(chǎng)監(jiān)督管理局から食品の浪費(fèi)に関する違反通知を受けた。原因とされたのは「野菜の過度な選別」だった。同食堂では、野菜に蟲食いがあったり、若干黃色く変色したりしたものは廃棄していたという。

全國人民代表大會(huì)（全人代）で4月29日に「反食品浪費(fèi)法」が可決、即日施行されてから、同自治區(qū)で摘発されるのは初めてという。

ネットユーザーからは、「蟲食いのある野菜は捨てるべきじゃないのか？」「おかしな法執(zhí)行だ」「食堂の経営者『どうすりゃいいんだよ』」「この食堂は良心的だな」「処罰した者がまず蟲食い野菜を食べればいい」「今後は蟲食い野菜をまとめて市場(chǎng)監(jiān)督管理局に送ってやれ」「法律自體は良いんだが、それを執(zhí)行する下層の者たちが過剰に反応するからおかしなことになる」など、摘発したことに対する不満の聲が多數(shù)上がっている。

この問題について、中國國営の新華社は「蟲食いのある野菜が食べられるかどうかは、食堂にとって板挾みになる問題だ。捨てればもったいないと言われ、使えば生徒の健康に対する責(zé)任感がないと批判される可能性がある」と指摘。「それに比べて、星付きのレストランや某機(jī)関の食堂、冠婚葬祭の宴席などではさらに食品の浪費(fèi)が深刻」とした上で、中學(xué)校の食堂を最初に摘発したことについて「このような目くらまし的な法執(zhí)行は、最初の摘発が持つ『教育的な機(jī)能』の無駄遣いである」と批判した。（翻訳?編集/北田）