このほど発表された「中國5G年度報告2021」は、中國の5Gネットワーク建設(shè)はすでに高度成長期に入ったとの見方を示した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

この報告は捜狐科技と中國情報通信研究院が17日に発表したもので、5Gのネットワーク建設(shè)、技術(shù)標(biāo)準(zhǔn)、産業(yè)への応用、今後の情勢などの面から、中國の5G発展の現(xiàn)狀と今後の見通しをまとめている。

工業(yè)?情報化部によると、中國は今年、5Gネットワークの建設(shè)を引き続き深化させ、共に建設(shè)し共に分かち合うことをさらに推し進(jìn)め、5G基地局を通年で60萬カ所以上新たに設(shè)置する。すなわち、年內(nèi)に5G基地局は少なくとも131萬8000カ所に達(dá)する見込みだ。

電気通信事業(yè)者の具體的な動きを見ると、中國移動（チャイナ?モバイル）は今年、5G基地局（2．6GHz帯攜帯電話基地局）を12萬カ所前後新たに設(shè)置し、年內(nèi)に5G基地局（700MHz帯攜帯電話基地局を含まない）を51萬カ所以上開設(shè)する。同時に、中國放送テレビネットワーク有限公司（中國広電）との共に建設(shè)し共に分かち合うプランを今年1月にスタートし、700MHz帯5Gネットワークを共に建設(shè)し共に分かち合うために動き出した。雙方は今後、700MHz基地局40萬カ所以上を共同で調(diào)達(dá)し、2021年から22年にかけて完成?稼働開始する予定だ。

中國電信（チャイナ?テレコム）と中國聯(lián)通（チャイナ?ユニコム）は年內(nèi)に5G基地局を累計(jì)70萬カ所開設(shè)し、通年で32萬カ所を新たに設(shè)置して、5Gネットワークのカバー範(fàn)囲を県の行政中心地すべてと郷?鎮(zhèn)の一部へ拡大する予定だ。

各通信事業(yè)者の今年の5G関連予算は、中國移動が1100億元（約1兆8700億円）、中國電信が397億元、中國聯(lián)通が350億元で、合計(jì)1847億元に達(dá)する。このうち中國移動の占める割合がさらに上昇して69％になり、中國電信と中國聯(lián)通の割合はやや低下した。

同報告は、「中國の5Gネットワーク建設(shè)はすでに高度成長期に入った」という。同研究院は、「5Gネットワークの発展には3つの主要な段階がある。まず2020年から2024年までの規(guī)模を拡大し建設(shè)を進(jìn)める段階、次は2025年から2028年までの改善を進(jìn)める段階、そして2029年頃のネットワークを切り替える段階で、次世代システムへの切り替えが進(jìn)み、6Gが導(dǎo)入され、応用面は段階的に進(jìn)むという特徴を見せるだろう」との見方を示した。

また同報告は興業(yè)証券の見方を引用し、「現(xiàn)在、5G基地局の建設(shè)數(shù)は4Gのおよそ1．2-1．5倍前後で、20-22年に大幅増加期を迎えるだろう。25年には800萬カ所に達(dá)して、5Gネットワークが中國國內(nèi)を全面的にカバーするようになる」と予測した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）