2021年5月19日、仏國(guó)際放送局RFIの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、アルゼンチンが國(guó)內(nèi)価格の高騰を理由に牛肉の輸出を一時(shí)停止すると発表したことを報(bào)じた。

記事は、アルゼンチン政府が17日に、國(guó)內(nèi)市場(chǎng)価格の調(diào)整を理由に牛肉の輸出を30日間停止することを発表したと紹介。同國(guó)政府があくまでも臨時(shí)的な措置だと説明する一方で、輸出価格の高騰で利益を得ていた畜産業(yè)者からは不満の聲が出ているとした。

そして、1人當(dāng)たりの年間消費(fèi)量が40?50キロと歐州平均のおよそ3倍という牛肉消費(fèi)大國(guó)であり、牛肉輸出大國(guó)でもあるアルゼンチンではこの1年で牛肉価格が急騰していると説明。アルベルト?フェルナンデス大統(tǒng)領(lǐng)が牛肉価格高騰の主要因について、「中國(guó)人の胃袋」にあるとの見(jiàn)方を示していると伝えた。

その上で「信じられないほど旺盛な中國(guó)のニーズにより、ここ數(shù)年はアルゼンチンからの肉類(lèi)輸出が増え続けており、その80％が中國(guó)向けになっている。しかし、アルゼンチンでの牛肉生産量は橫ばい狀態(tài)が続いており、現(xiàn)地市場(chǎng)での牛肉供給が逼迫（ひっぱく）している」と説明している。

記事は、同國(guó)政府が講じた牛肉輸出停止措置によって同國(guó)內(nèi)の需給バランスが再調(diào)整され、同國(guó)民の財(cái)布にとってはメリットになるものの、具體的にどの程度のメリットがあるかはわからないとしたほか、中國(guó)への牛肉最大供給國(guó)である同國(guó)が輸出を停止することで、牛肉の國(guó)際価格が「インフレ狀態(tài)」になるとの見(jiàn)方が、専門(mén)家から出ていることを伝えた。（翻訳?編集/川尻）