2021年5月19日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國を怒らせる言論を繰り返したことで中國からのワクチン供給が遅れたとして、ブラジル議會(huì)でボルソナロ大統(tǒng)領(lǐng)らの責(zé)任追及が行われていると報(bào)じた。

記事によると、ブラジル議會(huì)で現(xiàn)在、ボルソナロ政権による新型コロナ政策の妥當(dāng)性に関する調(diào)査が行われており、議員からは同大統(tǒng)領(lǐng)や側(cè)近らの振る舞いにより中國企業(yè)シノバックからのコロナワクチン供給が遅延しているとの非難が出ている。18日には3月に辭任したアラウージョ前外相が新型コロナの大流行期に中國を侮辱する発言をしたことで「ブラジルのコロナワクチン確保に向けた努力を臺(tái)無しにした」との非難が上院議員から出たという。

ブラジルではシノバックと提攜してのワクチン製造に依存しており、中國から活性成分の輸送を受けている。その中で、ブラジルのブタンタン研究所は18日、中國から來週輸送されるワクチン原料が4000リットルから3000リットルに減ることを発表しており、製造可能なワクチンが減ることになるとみられている。

記事によると、昨年「新型コロナウイルスは世界統(tǒng)治計(jì)畫の一部だ」との認(rèn)識(shí)を示す文章を発表したとの指摘に対し、アラウージョ氏が「コロナウイルスを指したものではなく、世界の共産主義者社會(huì)を?qū)g現(xiàn)するためのイデオロギー的ウイルスだ」と釈明したという。

また、昨年駐ブラジル中國大使に対する批判的な言論を行ったことについても、アラウージョ氏は「中國に対する攻撃ではない。中國大使による『ボルソナロ一家は中國とブラジルの関係における害毒だ』という許せないツイートに対する不満を示したものだ」と述べたという。

記事によれば、中國の外交官による批判ツイートは、ボルソナロ大統(tǒng)領(lǐng)の息子が「中國の獨(dú)裁主義が防疫の足を引っ張っている」と中國を批判したことに対する反論で、程なくしてツイートは削除されたという。（翻訳?編集/川尻）