中國(guó)のニュースサイトの観察者網(wǎng)は18日、米國(guó)の「反中」議員がこのほど、中國(guó)製の新型コロナウイルスワクチンについて、「有効性は普通の割に高価だ」とし、米國(guó)は「ワクチン外交」で中國(guó)に後れを取っているが「まだ間に合う」との認(rèn)識(shí)を示したと報(bào)じた。

記事によると、2018年12月に中國(guó)の通信機(jī)器大手、華為技術(shù)（ファーウェイ）の孟晩舟（モン?ワンジョウ）最高財(cái)務(wù)責(zé)任者（CFO）が、米國(guó)の要請(qǐng)により対イラン制裁に違反した疑いでカナダで逮捕された際、カナダ政府の対応に支持を表明するなど、「米國(guó)で反中議員として名の知れた」共和黨のベン?サス上院議員はこのほど、ウォール?ストリート?ジャーナルへの寄稿で、「中國(guó)が輸出しているワクチンは有効性が普通の割に高価」「中國(guó)は発展途上國(guó)の苦しみを利用している」などとした一方で、米國(guó)製ワクチンについては「世界で最も良いワクチン」「変異ウイルスも阻止できる」などとした。

その上で、米國(guó)は「ワクチン外交」で中國(guó)に後れを取っているが「まだ間に合う」との認(rèn)識(shí)を示し、米國(guó)のリーダーシップを全世界に示すため、「今年の感謝祭（11月25日）までにワクチン10億回分を全世界に提供するという目標(biāo)を設(shè)定すべき」と主張した。

バイデン米政権は、英製薬大手アストラゼネカなどが開発した新型コロナワクチン6000萬(wàn)回分を必要な國(guó)に供給する方針を示したのに続き、今月17日には、米國(guó)で緊急使用が許可された製薬3社のワクチン2000萬(wàn)回分を追加で各國(guó)に供給すると明らかにしている。（翻訳?編集/柳川）