2021年5月23日、中國メディアの観察者網(wǎng)は「認(rèn)めた！」と題し、東京電力福島第1原子力発電所で放射性物質(zhì)を含んだゲル狀物體がコンテナから漏れ出していたことが明らかになったと報じた。

記事は、東京電力が20日、3月に同原発1號機(jī)北側(cè)の排水路近くで見つかったゲル狀の物體について、270個のコンテナを移動させた際、コンテナ內(nèi)にある放射性物質(zhì)を吸収した吸水シートなどから染み出した水分によりコンテナ底部が腐食して水分が染み出していたことを発見、ゲル狀の物體はこの水分が固まったものであるとの調(diào)査結(jié)果を発表したと紹介。最大で毎時13ミリシーベルトの高い放射線量が記録されていたと伝えた。

その上で、東電が現(xiàn)時點でゲル狀物體は全て収集して再度密封したとしており、港灣內(nèi)の海水の放射能濃度に大きな変化がないことを理由に環(huán)境への影響はないとの認(rèn)識を示したとする一方で、問題発覚から発表までに長い時間が空いたこと、降雨によりゲル狀物體から放射性物質(zhì)が海に漏れ出した可能性が高いことから東電の態(tài)度に疑問の聲が出ており、日本のネットユーザーからは「自分勝手な見解。第三者機(jī)関の判斷を受けるべきだ」との批判が寄せられた、と紹介した。

この件について、中國のネットユーザーは「漏れたら謝る。謝って終わりだから、また漏れる」「どうしてこれまで、われわれは日本人をモラルの高い民族だと思ってきたのか」「どうして無害だなんて平気で言えるのだろうか」「隨分前からとっくに漏れ出してたけど、放射能濃度が高くなっちゃって隠しきれなくなったから、公表せざるを得なくなったのだろう」「もはや日本では日常茶飯事だな」「もはや故意に流している疑いさえ出てくる」といった厳しいコメントを殘している。（翻訳?編集/川尻）