インドとベトナムで感染拡大、製造業(yè)が中國に戻る可能性も―エコノミスト

Record China    2021年5月27日(木) 5時20分

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上海保銀投資管理のチーフエコノミスト、張智威氏は、インドとベトナムで新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、製造業(yè)が中國に戻る可能性があるとの見方を示している。寫真はベトナムの稅関。

中國のニュースサイトの観察者網(wǎng)によると、上海保銀投資管理(ピンポイント?アセット?マネジメント)のチーフエコノミスト、張智威(ジャン?ジーウェイ)氏は、インドとベトナムで新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、製造業(yè)が中國に戻る可能性があるとの見方を示している。

張氏はこのほど米CNBCとのインタビューで、「米中貿(mào)易戦爭により、企業(yè)はサプライチェーンを中國から移し、製品?サービスの生産?流通ネットワークをシフトした。その結(jié)果として、ベトナムやインドなどの國々は、企業(yè)が自國內(nèi)に工場を設(shè)立するようになったため恩恵を受けた。パンデミックの発生前に、私たちはサムスンフォックスコンなどの多國籍企業(yè)が中國を出てベトナムやインドに工場を設(shè)立するのを見てきた」とした。

そして、そうした狀況は変わってきているとし、「フォックスコンは、インドとベトナムでの感染拡大を受け、両國內(nèi)の工場の閉鎖を余儀なくされた。これによりサプライチェーンの移転がかなりの期間、保留になる可能性がある。ここでの重要な問題は、海外への渡航が停止されているため、多國籍企業(yè)がスタッフをインドやベトナムに派遣して新しい工場を設(shè)立することができないことだ」とした。

張氏は、「こうした狀況が中國に利益をもたらす可能性がある。中國がどれだけの利益を得ることができるかは、インドとベトナムの感染狀況がどれだけ続くかによって決まる」とし、「現(xiàn)在、中國の輸出の伸びは月に20~40%だ。(インドとベトナムの)サプライチェーンが長期間途絶えた場合、(中國の)20~30%の輸出の伸びは來年まで続く可能性がある。一方で、両國の工場がすぐに生産を復帰した場合は、中國の輸出は今年下半期に減速することになるだろう」との見方を示した。

インドの新型コロナウイルスの1日當たりの新規(guī)感染者は、40萬人を超えていた今月初旬と比べると減少傾向にあるが、25日発表の新規(guī)感染者は19萬6427人で依然として高水準にある。累計感染者は2694萬8874人となっている。

ベトナムでは、5月に入ってから感染者が増え始め、現(xiàn)在は1日當たりの新規(guī)感染者が100人前後の日が続いている。25日発表時點での累計感染者は5404人となっている。(翻訳?編集/柳川)

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