2021年5月25日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國(guó)で開発中の新型爆撃機(jī)H-20について香港や臺(tái)灣のメディアが「軍事雑誌に設(shè)計(jì)図を掲載した」と報(bào)じた?jī)?nèi)容が誤りであるとする記事を掲載した。

記事によると、香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポスト電子版が25日、中國(guó)本土の軍事雑誌「現(xiàn)代兵器」の最新號(hào)で、H-20の設(shè)計(jì)図4枚が公開されたと報(bào)じた。4枚の設(shè)計(jì)図からは爆弾倉(cāng)、角度可変尾翼、レーダー、ステルスインテークダクトなどが確認(rèn)できるという。

同紙の報(bào)道ではH-20のスペックについても言及されており、最大離陸重量200トン、有効荷重45トンで亜音速飛行、極超音速ステルス巡航ミサイル4発の発射がそれぞれ可能だと報(bào)じられた。また、臺(tái)灣メディアの中國(guó)時(shí)報(bào)も「中國(guó)本土當(dāng)局がH-20を初めて公開した」と題してこの件を報(bào)じた。

記事は、中國(guó)本土外のメディアがH-20の設(shè)計(jì)図として報(bào)じた「現(xiàn)代兵器」の図は、軍事愛好者が「新型爆撃機(jī)の想像図」として自ら描いたものであることが判明したと伝えるとともに、H-20のスペックについても「専門家が自分で想像したものに過(guò)ぎない」と指摘した。

記事は、「現(xiàn)代兵器」が中國(guó)本土の有名な軍需工業(yè)グループによる國(guó)防技術(shù)系雑誌ではあるものの、その性質(zhì)は「軍事科學(xué)知識(shí)普及系雑誌」であると説明。「慣例に照らせば、中國(guó)當(dāng)局が軍事技術(shù)系雑誌を通じて重大な型番の軍備に関する重要な情報(bào)を初公開することはあり得ない」と論じている。（翻訳?編集/川尻）