2021年5月25日、中國(guó)メディアの頭條新聞によると、広東省でエレベーターが1階から30階まで急上昇して天井に激突する事故があり、1人が死亡した。

記事によると、同省湛江市にある高層住宅団地で現(xiàn)地時(shí)間23日午後7時(shí)30分ごろ、市民1人がエレベーターに乗ったところ1階と地下1階の間で停止して動(dòng)かなくなった。この市民が友人を通じて救助を求め、修理?yè)?dān)當(dāng)者が現(xiàn)場(chǎng)に駆けつけて救助活動(dòng)に當(dāng)たっていたところ、エレベーターが突然最上階の30階まで急上昇して天井に激突、乗っていた市民が死亡した。

同市市場(chǎng)監(jiān)督管理局は25日、事故原因についてエレベーターの制動(dòng)裝置が故障していたとの初歩的な判斷を下したことを明らかにした上で、自己調(diào)査チームを立ち上げて詳しい狀況についてさらなる調(diào)査を進(jìn)めているとした。

この事故について、中國(guó)のネットユーザーからは「これは恐ろしすぎる」「擔(dān)當(dāng)者が救助に駆けつけたのに死んでしまうとは……」「操作ミスなんだろうな」「エレベーターが落下して死亡するというのは聞いたことがあるが、天井にぶつかって死ぬというのは聞いたことがない。これも恐怖だ」「トラブルが発生したら全部の階を押せっていうけど、今のエレベーターはカード認(rèn)証が必要なものが多くて全部の階を押せないから、そうなると死ぬのを待つしかないのかな」「助けが來(lái)て安堵したところで急上昇するなんて、その瞬間どんな心持ちだっただろうか」といった感想が見(jiàn)られた。

また「もうここの住民はエレベーター乗りたくないだろうな」との意見(jiàn)も。そして「こうなると、エレベーターのついていない古い集合住宅のほうが安全性が高いのではないかと思ってしまう」とするユーザーもいた。（翻訳?編集/川尻）