米國(guó)のバイデン大統(tǒng)領(lǐng)と韓國(guó)の文在寅大統(tǒng)領(lǐng)の首脳會(huì)談について、韓國(guó)各紙は「米中綱渡りから米側(cè)に一歩踏み込む」「米中覇権競(jìng)爭(zhēng)の激化の中で韓米同盟の結(jié)束を確認(rèn)」などと相次いで報(bào)じた。中國(guó)の反発に関しては日本に比べ、「韓國(guó)に対しては比較的抑えたメッセージを出した」とみている。

朝鮮日?qǐng)?bào)は「外交関係者の間では、これまで米中対立の局面で『戦略的あいまいさ』を前面に押し出し、いわゆる『綱渡り外交』をしてきた文政権が米國(guó)側(cè)に寄ったとの見(jiàn)方が出ている」と指摘。會(huì)談後の共同聲明に「中國(guó)」という言葉はないが、「臺(tái)灣」「クアッド（日米豪印の戦略的枠組み」「南シナ?！工胜芍袊?guó)を念頭に置いた三つのキーワードがすべて入っている點(diǎn)を挙げた

同紙によると、専門(mén)家らは「北朝鮮問(wèn)題で米國(guó)の支持を得ようと、中國(guó)問(wèn)題では米國(guó)寄りになった」と分析。亜洲大學(xué)米中政策研究所のキム?フンギュ所長(zhǎng)は「米國(guó)は巧みに中國(guó)を狙った政策に韓國(guó)を參加させる「ステッピング?ストーン（STEPPING STONE?踏み石）」を敷いて、結(jié)果的に韓國(guó)が米國(guó)と共に足を踏み入れたもの」と語(yǔ)った。

中央日?qǐng)?bào)は「韓米同盟の強(qiáng)化を再確認(rèn)した首脳會(huì)談、実踐につなげるべき」との社説を掲載?！附窕丐螘?huì)談の最も大きな意味は、米中覇権競(jìng)爭(zhēng)の激化の中で韓米同盟の結(jié)束を確認(rèn)し、両國(guó)が共通で目指すべき価値を明確にしたという點(diǎn)にある」と強(qiáng)調(diào)し、「7枚分量の共同聲明には韓米同盟の領(lǐng)域を軍事?安全保障同盟から経済?技術(shù)同盟に広げ、価値同盟をさらに明確にする表現(xiàn)が入っている」と述べた。

続いて「文政権の親中偏向や米中競(jìng)爭(zhēng)の中で見(jiàn)せたあいまいな態(tài)度によって生じた米國(guó)の不信感と懸念を解消するのに役に立つと期待する。任期末ではあるが韓米同盟の土臺(tái)を固めることにしたのは幸いであり、評(píng)価できる」と言及。一方で「文大統(tǒng)領(lǐng)がワシントンで明らかにした同盟強(qiáng)化は言葉だけの儀式で終わってはいけない。政策につながり、行動(dòng)と実踐で検証されることが求められる」とくぎを刺した。

臺(tái)灣海峽の安定問(wèn)題に初めて取り上げた米韓共同聲明に対し、中國(guó)外交部の趙立堅(jiān)報(bào)道官は24日の記者會(huì)見(jiàn)で「言動(dòng)に特別に注意し、火遊びをしないよう求める」などと警告した。中國(guó)の反応について朝鮮日?qǐng)?bào)は「4月の米日首脳會(huì)談のときに比べるとやや穏やかだ。中國(guó)は韓國(guó)に対しては比較的抑えたメッセージを出したとの見(jiàn)方が出ている」と報(bào)道?！溉毡兢趣伍v係が悪化している狀況で、韓國(guó)まで敵に回したくないという雰囲気も感じられる」と伝えた。（編集/日向）