日米仏の演習(xí)、市街戦想定などから「中國の臺灣侵攻念頭」と主張―香港メディア

Record China    2021年5月30日(日) 11時0分

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香港メディアの亜洲週刊は28日、「日本軍が臺灣救援の市街戦を演習(xí)」と題する記事を発表した。寫真は陸上自衛(wèi)隊(duì)水陸機(jī)動団公式twitterより。

香港メディアの亜洲週刊は28日、「日本軍が臺灣救援の市街戦を演習(xí)」と題する記事を発表した。陸上自衛(wèi)隊(duì)が鹿児島県の霧島演習(xí)場で15日に実施したフランス陸軍、米海兵隊(duì)との共同訓(xùn)練を、中國による臺灣への武力侵攻を念頭に置いたものと評した。

記事は演習(xí)の狀況を「土砂降りの雨と稲妻と雷鳴の中を、日米仏の上陸部隊(duì)が、揚(yáng)陸艦や輸送機(jī)からの投下により敵側(cè)に占領(lǐng)されている想定の霧島演習(xí)場に到著」「參加國陸戦部隊(duì)は混合編成の方式で、まず敵側(cè)に占領(lǐng)された空港を奪回。後続の支援制空権を確保した後に、島嶼部(に想定された演習(xí)場)に設(shè)けられた高所を制圧し、続けて都市部に見立てた街路で『市街戦』を展開し、最終的に勝利を収めた」と説明した。

記事は、前日の14日に実施された海上での演習(xí)にはオーストラリア海軍も含め4カ國の部隊(duì)が參加したと紹介した上で、「4カ國の合同海上軍事演習(xí)にフランスが初めて參加し、東シナ海を場所に選んだことは、多國連合と中國海軍への牽制(けんせい)、『自由で開かれたインド太平洋』戦略の実施というシグナルを発したもの」と評した。

また、「中國軍に侵攻された場合の臺灣救援を念頭に置いた」と斷じた理由については、「従來の釣魚島尖閣諸島)奪回の実戦演習(xí)という目的を明らかに超越している。なぜなら、釣魚島には飛行場も都市もないからだ」と説明した。なお、同記事は「尖閣諸島」を示す言葉として、中國側(cè)通稱の「釣魚島」を用い、初出の場所だけ「(尖閣諸島)」を併記した。

記事はさらに、日本では「臺灣海峽問題の重視」が強(qiáng)まっていると指摘。岸信夫防衛(wèi)相が亜洲週刊に対して「臺灣は日本にとって、基本的価値観を同じくする重要なパートナーだ。緊密な経済関係と人の往來がある極めて重要なパートナーであり、重要な友人でもある」と語ったこともあると紹介した。

記事は、「日本政府は臺灣海峽で突発事態(tài)が発生した場合の自衛(wèi)隊(duì)活動の関連法案についての議論を始めた」と指摘した上で、日米豪仏が島嶼部上陸の実戦演習(xí)をしたことは、「『臺灣海峽有事』の際に展開する具體的軍事支援の一つの方式とみなされている」と論じた。(翻訳?編集/如月隼人

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