代理母騒動に続いて脫稅疑惑も注目を浴びている中國の女優(yōu)ジェン?シュアン（鄭爽）が、人民日報系の雑誌カバー寫真に使用される異例の事態(tài)となっている。

29歳の女優(yōu)ジェン?シュアンについては今年1月、米國で代理母を通じて2児を授かったものの、子供たちを放棄していたことが明るみになった。これに続いて4月、子供たちの父親である元戀人男性が、過去のメッセンジャーアプリでの過去のやり取りを公開。この內(nèi)容をもとに、二重契約書を使った「陰陽契約」と呼ばれる巨額脫稅の容疑が新たに浮上した。

29日、中國共産黨の機関紙?人民日報が発行する雑誌「環(huán)球人物」（GLOBAL PEOPLE）の最新號（第10期）で、ジェン?シュアンがカバー寫真に使われているのが分かった。なお、雑誌カバーにはジェン?シュアンの顔とともに、「スターの脫稅の罪と罰」と特集タイトルが書かれており、反面教材として使用されているのは明らか。中國國內(nèi)では名の知られた権威ある雑誌に、非常に不名譽な形で登場することとなった。

なお、「環(huán)球人物」のバックナンバーを見ると、これまでにカバーを飾ってきたのは中國や世界各國の指導(dǎo)者たち、政治?経済?スポーツ界の著名人、歴史上の人物ばかり。ジェン?シュアンのように蕓能界から、しかもスキャンダルが注目される人物が使用されるのはこれが初めてとなり、起こした事態(tài)の深刻さを示すものとなっている。（Mathilda）