2021年5月29日、仏國(guó)際放送局RFIの中國(guó)語(yǔ)版サイトは「東京五輪がスーパーウイルス培養(yǎng)器になることを、日本人が心配している」とする記事を掲載した。

記事は、國(guó)際五輪委員會(huì)（IOC）のコーツ副會(huì)長(zhǎng)が21日、緊急事態(tài)宣言下にあったとしても7月23日から東京五輪を予定どおり開(kāi)幕すると発言したことを紹介。一方で、日本國(guó)內(nèi)ではIOCや日本政府が五輪?パラリンピックの開(kāi)催を強(qiáng)行しようとしていることに強(qiáng)い反発が出ているとし、日本メディアが5月初めに実施した世論調(diào)査で「中止すべき」が59％に達(dá)したことを伝えている。

そして、強(qiáng)い反発が出ている背景として、日本國(guó)內(nèi)の新型コロナワクチン接種率が2％程度という狀況で、世界から7萬(wàn)8000人のアスリートや関係者が日本にやってくることに対する恐怖感があると指摘。一般市民だけでなく著名人からも懸念の聲が出ており、楽天グループの三木谷浩史會(huì)長(zhǎng)が14日に米CNNのインタビューに対し、新型コロナの感染が収まらない狀況での東京五輪開(kāi)催は「自殺行為」とし、開(kāi)催に反対の姿勢(shì)を明確に示したことを紹介した。

また、米メディアも東京五輪開(kāi)催を疑問(wèn)視する聲を紹介しており、ニューヨーク?タイムズが3日に「東京五輪はウイルス培養(yǎng)器になるだろう」とするスポーツコラムニスト、カート?ストリーター氏の文章を掲載し、ワシントン?ポストも4日に「五輪開(kāi)催により、未発見(jiàn)の突然変異株が日本に入り込む危険がある」と指摘したことを伝えた。

記事は最後に「日本人は、東京五輪?パラリンピックにより、東京が『スーパーウイルス培養(yǎng)器』になることを心配している」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）