30日に行われた中國科學(xué)院學(xué)部第7回學(xué)術(shù)年次総會で、中國科學(xué)院の翟婉明院士は中國の高速鉄道の今後の発展について、「歐州と日本が現(xiàn)在、より高速の高速列車の研究?製造を続けている。中國のスピードの分野における優(yōu)位性を維持するため、中國はすでに時速400キロメートルクラスのCR450高速列車の研究?製造、及び成渝中線高速鉄道線路建設(shè)計畫を開始した」と述べた。科技日報が伝えた。

わずか十?dāng)?shù)年の発展を経て、中國の高速鉄道は無から有になり、世界最大の高速鉄道網(wǎng)を形成した。その総延長は3萬8000キロメートルを上回り、路線バス化した密な運(yùn)行體制を次第に形成している。

高速列車技術(shù)の完全な國産化を?qū)g現(xiàn)するため、2012年より中國基準(zhǔn)の高速列車の獨(dú)自研究?製造が始まった。2017年には完全に獨(dú)自の知的財産権を持つ中國基準(zhǔn)の高速列車「復(fù)興號」が、時速350キロの商業(yè)運(yùn)営を?qū)g現(xiàn)した。これによって中國は世界で高速鉄道の営業(yè)速度が最高の國になり、中國の高速鉄道海外進(jìn)出戦略の実施を力強(qiáng)く支えた。中國で現(xiàn)在配備されている高速列車は3590本で、世界全體の過半數(shù)を占めている。

同時に、中國の高速鉄道網(wǎng)の建設(shè)が急ピッチで進(jìn)められている。中國は2020年末時點(diǎn)で「4縦4橫」の高速鉄道メインルートの建設(shè)を終えている。高速鉄道の総延長は3萬8000キロメートルに上り、世界全體の約69％を占めている。35年までに中國高速鉄道の総延長は7萬キロメートルに上り、「8縦8橫」の高速鉄道網(wǎng)を形成する見込みだ。

翟氏は「將來の高速鉄道の発展は速度、効果、省エネ?環(huán)境保護(hù)、経済性などの技術(shù)指標(biāo)の総合的な向上を重視すべきだ。より高い速度とスマート化は、中國の高速鉄道の今後の発展の2大主要方向だ」と述べた。

いわゆるスマート高速鉄道とは、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、北斗測位、次世代移動通信、人工知能（AI）などの先進(jìn)技術(shù)を採用し、次世代情報技術(shù)と高速鉄道技術(shù)の集積?融合を通じ、高速鉄道のスマート建設(shè)、スマート裝備、スマート運(yùn)営の技術(shù)水準(zhǔn)の全面的な向上を?qū)g現(xiàn)することを指す。

翟氏は「中國はこのほど開通した京張高速鉄道と京雄高速鉄道は、すでにスマートな列車制御システムを使い自動運(yùn)転を?qū)g現(xiàn)している。これは中國がスマート高速鉄道の時代に向かい邁進(jìn)していることを示している」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）