2021年5月31日、中國(guó)メディアの荔枝新聞によると、江蘇省で女性が30萬(wàn)元（約510萬(wàn)円）を支払って購(gòu)入したロレックスの腕時(shí)計(jì)が11年前に発売された在庫(kù)品だったことを知り、返品を求めている。

記事によると、女性が昨年、同省南京市のショッピングセンターにあるロレックス製品売り場(chǎng)でおよそ30萬(wàn)元を支払ってロレックスの腕時(shí)計(jì)を購(gòu)入したところ、使い始めてから1カ月ほどで30分近い誤差が出るようになったことに気づいた。複數(shù)の専門機(jī)関で鑑定してもらった結(jié)果、購(gòu)入した腕時(shí)計(jì)が2009年に発売された在庫(kù)品であったことが判明した。

女性が時(shí)計(jì)の返品を求めたところ、ロレックス側(cè)は「腕時(shí)計(jì)の生産時(shí)期について、客が知る権利はない」として応じず、現(xiàn)在ショッピングセンターがロレックス側(cè)と協(xié)議を行っていることを明らかにしたという。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「大枚をはたいて購(gòu)入した腕時(shí)計(jì)なのに、生産時(shí)期を知る権利がないとは。物を売るなら何でもアリなのか」「監(jiān)督管理當(dāng)局の出番だな」「これはひどすぎる。5元（約85円）で買ったパンですら、製造日を知る必要があるというのに」「知る権利って、消費(fèi)者の基本的な権利なんだけどなあ」「生産時(shí)期を知る権利がないなんて、一體誰(shuí)が定めたルールなんだよ」「これは直接警察に通報(bào)したほうがいいのでは？」といった感想を殘している。

また、「最大のポイントは、時(shí)計(jì)が狂ってるってことだよ」「そもそも正確に時(shí)を刻まない時(shí)點(diǎn)で、30萬(wàn)元だろうが30元（約510円）だろうが大問題」「5元で買ったデジタル腕時(shí)計(jì)だって、1カ月で5分もずれないよ！」など、価格や製造時(shí)期以前に時(shí)計(jì)としての役割を果たしていない狀況こそ、トラブルの大きな問題點(diǎn)であるとの認(rèn)識(shí)を示すユーザーも多く見られた。（翻訳?編集/川尻）