2021年6月2日、韓國?中央日?qǐng)?bào)は、4月9日に行われた「韓國型戦闘機(jī)の試作機(jī)出庫式」イベントに登場(chǎng)したKF-21の試作1號(hào)機(jī)が、イベントから1カ月で解體作業(yè)に入っていたと伝えた。

韓國の防衛(wèi)産業(yè)庁と開発者である韓國航空宇宙産業(yè)（KAI）は昨年9月から1號(hào)機(jī)の組み立てを開始し、今年4月に完成を発表した。1號(hào)機(jī)は年內(nèi)に地上テストを行い、來年に初のテスト飛行を行う計(jì)畫となっている。

ところが記事によると、1號(hào)機(jī)は先月初めに雙発エンジンが取り除かれるなど全面的な分解作業(yè)に入り、現(xiàn)在は地上でのテストを含む各種の點(diǎn)検や評(píng)価が不可能な狀態(tài)になっているという。出庫式イベントでは塗裝まで終えた姿を披露し、出席した文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)も絶賛していた。

これについて関係者は「今月中旬過ぎには元の姿に戻せる」とし、「地上テストに向け計(jì)畫されていた作業(yè)だ」と説明したという。しかし記事は「計(jì)畫されていたと言う割には、事業(yè)団は1號(hào)機(jī)の狀態(tài)についてかん口令を出している」と指摘している。

ある専門家は「試作機(jī)の公開は通常、地上テストとテスト飛行直前に行うイベント」とし、「イベント後に全面的に分解するのは理解に苦しむ」と指摘。別の専門家も「海外の戦闘機(jī)開発では見られないこと」とし、「設(shè)計(jì)図上の計(jì)畫と異なり、全般的な機(jī)體の重心がずれていた可能性がある」と主張したという。

記事は「文大統(tǒng)領(lǐng)が出席する出庫式の日程に合わせて慌てて組み立てたのではないか」とし、「防衛(wèi)産業(yè)庁は當(dāng)初、今年5月ごろに1號(hào)機(jī)を完成させるとしていたが今年3月に変更を発表し、1カ月前倒しの4月に完成するとした」と指摘。當(dāng)時(shí)、一部では「共同開発國のインドネシアの國防長官が出庫式に出席することを念頭に置いたもの」と予想する聲も上がっていたという。

これに韓國のネットユーザーからは「國民をだましたということ？」「出庫式に間に合わせるためにミスを犯したようだ。なぜ初めから完璧に作れないのか」「あきれた…。見えのためにいくら飛んでいったのか」など批判的な聲が上がっている。

一方で「遅くなってもいいから安全なものを造ってほしい。無理に飛ばして墜落したら大変だ」「初めてなのだからそんなこともある」「アップグレード、修正補(bǔ)完、解體も技術(shù)蓄積につながる。名戦闘機(jī)を造るためには、飛ばす前に修正補(bǔ)完を繰り返さないと」など理解を示す聲も多數(shù)寄せられている。（翻訳?編集/堂本）