「古代魚王國」で4億1000萬年前の泳ぐ「トライデント」初発見―中國

人民網(wǎng)日本語版    2021年6月2日(水) 20時50分

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中國科學(xué)院古脊椎動物?古人類研究所などの機関の研究者が初めて雲(yún)南省曲靖市の「古代魚王國」で、4億1000萬年前の泳ぐ「トライデント」こと長吻三岐魚の痕跡を発見した。

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中國科學(xué)院古脊椎動物?古人類研究所が1日に明らかにしたところによると、同研究所などの機関の研究者が初めて雲(yún)南省曲靖市の「古代魚王國」で、4億1000萬年前の泳ぐ「トライデント」こと長吻三岐魚の痕跡を発見した。長吻三岐魚が曲靖市の「古代魚王國」での初発見は、三岐魚科の形態(tài)の特徴を豊富にし、甲冑魚類の早期デボン紀(jì)の適応放散を模索する鍵となる材料を提供した。関連成果は専門誌「古生物多様性と古環(huán)境」にオンライン掲載された??萍既請螭瑏护à俊?/p>

その他の寫真

デボン紀(jì)の海洋の泳ぐトライデントと呼ばれる長吻三岐魚は、無顎類甲冑魚亜綱三岐魚科で、頭の形が古代兵器のトライデントに似ており、前の口が非常に長いことからこのように名付けられた。三岐魚科は無顎類甲冑魚の中で常に神秘的かつ獨特な存在で、その象徴的なトライデント型の頭と半月型の鼻孔により、その他の甲冑魚類と區(qū)別しやすい?,F(xiàn)在は、長吻三岐魚、昭通三岐魚、ベトナム三岐魚の1屬?3種のみで、三岐魚の三兄弟とも呼ぶべきだ。同研究所の蓋志琨副研究員は「そのため、三岐魚科は現(xiàn)在の甲冑魚類の中で唯一、1つの屬しかない科クラスの分類単位でもある」と述べた。

これまでの研究によると、三岐魚の地理的分布は南北に1000キロメートルも離れている。蓋氏は「遊泳能力が低く、海底に暮らす三岐魚がいかに長距離移動を行ったかは、古生物學(xué)界を悩ます謎となっている」と述べた。

「長吻三岐魚の雲(yún)南省曲靖市の「古代魚王國」での初発見は、三歧魚の華南プレートにおける分布範(fàn)囲を拡大しただけでなく、曲靖地區(qū)はちょうど四川省江油地區(qū)とベトナム北部の間に位置するため、三岐魚の南北分布の地理的空白を埋め、三岐魚の南北の移動ルートの研究に重要な資料も提供した。それゆえに獨特な生物地理學(xué)的意義を持つ」と蓋氏は言う。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF)

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