韓國政府が「キムチ宣伝本」を出版、中國の「泡菜」との違いを説明―中國メディア

Record China    2021年6月4日(金) 8時20分

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2日、観察者網(wǎng)は、韓國政府が中國の泡菜(パオツァイ)との違いに関する説明を記述した「キムチ宣伝本」を出版したと報じた。寫真はキムチ宣伝本。

2021年6月2日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、韓國政府が中國の泡菜(パオツァイ)との違いに関する説明を記述した「キムチ宣伝本」を出版したと報じた。

記事は、韓國の英語國際放送局?アリランテレビの2日付報道を引用し、韓國政府が近頃キムチを宣伝する書籍「世界の目の中にあるキムチ」を出版したと紹介。同書籍ではキムチと中國の泡菜との違いが説明されており、韓國?聯(lián)合ニュースによれば、海外の韓國文化院、韓國大使館などで配布されるほか、海外向けの韓國情報宣伝ウェブサイトでも配信されるとしている。

その上で、キムチと泡菜を巡る中韓間の論爭について觸れ、昨年12月に韓國誠信女子大學のソ?ギョンドク教授が中國のウェブ百科事典サービス百度百科に対して「キムチの起源は中國にある」との記述に関する抗議を行ったと伝え、今年1月には韓國のネット団體VANKが世界最大の請願サイトChange.orgにて「中國が韓國文化を盜んでいる」という主張をキムチの畫像を添えて発信し、署名活動を行ったと紹介した。

一方で、韓國農(nóng)水産物流通公社北京農(nóng)業(yè)博物館館長のチョン?ウンヨン氏が発表した文章では、1300年前に中國の醤菜が朝鮮半島に伝わり、韓民族の習慣と結(jié)びついて現(xiàn)在のキムチへと変化していったとの認識を示したことを伝えている。

韓國関稅庁のデータによれば、今年第1四半期に韓國が輸入したキムチは6萬7940トンで、韓國からのキムチ輸出量の6倍だったほか、輸入キムチは全て中國からだったという。(翻訳?編集/川尻

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