ファーウェイ（華為技術(shù)）は2日、獨(dú)自開(kāi)発の基本ソフト（OS）「鴻蒙（Harmony、ハーモニー）」の次世代バージョン「HarmonyOS 2」を発表した。このOSを搭載したスマートフォン、タブレット、スマートウォッチなどの端末も消費(fèi)者の前に姿を現(xiàn)した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

■「HarmonyOS」の姿は？ 優(yōu)位性は何か？

次世代「HarmonyOS」は見(jiàn)た目はよりシンプルなインターフェースで、新しい萬(wàn)能型カード機(jī)能を搭載し、表示の有無(wú)を選べ、情報(bào)は直接見(jiàn)ることができ、サイズや組み合わせを選んで、自分好みのホーム畫面を設(shè)定することができる。スマートファイルフォルダもあり、フォルダの內(nèi)容にアプリをインストールせずに直接アクセスでき、振り分けや名前を付けることも自動(dòng)的に行われる。

次世代「HarmonyOS」の操作は、カードはHarmonyシステムの真新しいインターフェースであり、新たな雙方向スタイルをもたらし、切り替えがより直接的だ。複數(shù)のデバイスが簡(jiǎn)単につながるコントロールセンター機(jī)能を備えたスーパー端末になる。

ファーウェイの説明によると、萬(wàn)能型カード機(jī)能は、現(xiàn)在よく使用されるアプリのアイコンに比べて、タップの操作や待ち?xí)r間が省かれるほか、カードの機(jī)能?情報(bào)がリアルタイムで更新され、一目見(jiàn)ただけで必要な情報(bào)が手に入り、アプリのアイコンをなぞるだけですぐにアプリのアイコンができる。さらに便利なのは、カードはスマホ、ウォッチ、タブレットなど複數(shù)のデバイスで共有でき、1回タップしただけですぐ開(kāi)き、アプリをダウンロードする必要がないことだ。

たとえば、スマホで音楽を聞いている時(shí)、スマホの內(nèi)蔵スピーカー、ブルートゥースイヤホン、スピーカーの間で切り替えを行なう時(shí)がある。これまでは、前のデバイスを切ってから次のデバイスにつなげ、操作に時(shí)間がかかっていた?！窰armonyOS」を使用すれば、コントロールのインターフェースで、スピーカーとスマホをつなげば、音聲がスピーカーから流れるようになる。

またカメラ機(jī)能では、ユーザーは必要に応じてアプリを設(shè)定することができ、マルチカメラ配置、ドローン、アクションカメラ、各種カメラをスマホに連結(jié)させて、スマホをコントローラーにすることもできる。

次世代「HarmonyOS」は新しいアプリサービスのスタイルも提供する。サービスは端末による制限を受けなくなり、端末間のシームレスな切り替えが可能になる。仕事でもゲームでもどこからでも切り替えが可能で、どこからでもスタートできる。

より優(yōu)れているのは、「マルチタスクセンター」として、スマホとタブレットで行なっているタスクを同時(shí)に見(jiàn)られることだ。スマホのタスクをタブレットに移したい場(chǎng)合、「センター」を軽くタップするだけで転送が完了し、すぐにタブレットで作業(yè)が続行できる。スマホで作動(dòng)中のアプリをタブレットでも共有したいという場(chǎng)合も、軽くタップするだけで可能になる。

ファーウェイによると、「HarmonyOS」は1セットのコードで大小さまざまなハードウェアの要求に応えることができ、わずか128キロバイトのROMでも使用できる。モノのインターネット（IoT）デバイスにも幅広く使用でき、家電製品でも使えるなど、対応する範(fàn)囲が非常に広いOSだ。

■「HarmonyOS」はアンドロイド?iOSに並ぶか？

2019年、グーグルはファーウェイに対し、グーグルモバイルサービス（GMS）を開(kāi)放しないと発表し、ファーウェイは海外市場(chǎng)で大きな挫折を経験することになった?！缸郧挨违伐攻匹啶胜堡欷?、さまざまな制約を受ける」ことが、中國(guó)のスマホをはじめとする端末産業(yè)の共通認(rèn)識(shí)になった?！窰armonyOS」がスマホをカバーするようになったことは、中國(guó)産OSがすでにこのボトルネックを解消したことを物語(yǔ)る。

分析によると、今回の次世代「HarmonyOS」がスマホに搭載されたことで、グーグルのアンドロイド、アップルのiOSに直接向き合うことになり、市場(chǎng)の構(gòu)造が再編され、3つの勢(shì)力が拮抗する時(shí)代が始まることになるという。

通信業(yè)界の専門家の項(xiàng)立剛（ディン?リーガン）氏は、「『HarmonyOS』は世界一のOSになるチャンスがある。現(xiàn)在、ファーウェイには數(shù)億臺(tái)のスマホユーザーが『HarmonyOS』の最初のPR?普及の役割を擔(dān)うようになるだろう」との見(jiàn)方を示した。ファーウェイはすでにあらゆるシーンをカバーするスマート連攜デバイスを10億臺(tái)以上販売し、そのうちネットワークに接続中のスマホが7億臺(tái)を超えたという。

項(xiàng)氏は、「スマート時(shí)代のOSに対する要求は複數(shù)のデバイスの連攜であり、OSはフレーム內(nèi)での連攜が必要だ。従來(lái)のOSのフレームでは対応できなかったが、（これができる」『HarmonyOS』のマイクロカーネルは次世代のシステムであり、OSの未來(lái)を代表するものだ」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KS）