中國科學(xué)技術(shù)発展戦略研究院は3日、浦江イノベーションフォーラム2021で「國家イノベーション指數(shù)報(bào)告2020」を発表した。それによると、中國の國家イノベーション指數(shù)は総合ランキングで世界14位になり、前年から1つ順位を上げ、発展途上國としては唯一、上位15位以內(nèi)に入った。中國新聞社が伝えた。

同指數(shù)は國の総合的イノベーション能力を反映する重要な指標(biāo)であり、今回発表された報(bào)告では、「ここ數(shù)年、中國のイノベーション資源の投入が増加を続けており、知識を創(chuàng)造する力が増強(qiáng)を続け、企業(yè)のイノベーション能力が安定して向上し、イノベーションの成果が日に日に顕在化し、イノベーション環(huán)境が目に見えて改善された」との見方が示された。

具體的な得點(diǎn)を見ると、中國の國家イノベーション指數(shù)は72．5點(diǎn)で、前年比2．6點(diǎn)上昇し、10-13位に並んだ英國、フィンランド、フランス、アイルランドとはわずか0．2-1．8點(diǎn)の差になり、開きがさらに縮まった。

中國のイノベーション力が安定して上昇し、同じ経済発展レベルの國を大幅に上回った。18年の中國の1人あたり平均國內(nèi)総生産（GDP）は9771ドルで、世界の主要40カ國の中ではインド、南アフリカ、ブラジル、トルコ、メキシコを上回るだけだった。しかし中國のイノベーション指數(shù)の得點(diǎn)はすでに1人あたり平均GDPが5萬ドル前後の歐州諸國に迫った。

同報(bào)告の研究によると、世界のイノベーション構(gòu)造は引き続き安定し、世界のイノベーション版図の重心が徐々に東へ移っている。同指數(shù)の歴年の結(jié)果を分析してわかるのは、主要40カ國は3つのグループに分けられるということだ。1つ目のグループに入る総合指數(shù)上位15位の國は主に歐米の先進(jìn)エコノミーで、いずれもイノベーション型國家と認(rèn)められている。16-30位の國はその他の先進(jìn)國や少數(shù)の新興のエコノミーで、2つ目のグループに入る。30位以降は発展途上國が多く、3つ目のグループに入る。

各國の順位を見ると、米國は優(yōu)位性が全面的であり、世界でイノベーション能力が最も高い一つの極であり、國家イノベーション指數(shù)総合ランキングで今年も首位に立った。歐州地域はイノベーション能力が全體的に力強(qiáng)い地域で、9カ國が第1グループに入り、第2グループはこのエリアの國が中心だった。

同報(bào)告によると、國家イノベーション指數(shù)を構(gòu)成する5つの一級指標(biāo)のうち、中國は「イノベーション資源」と「イノベーション環(huán)境」でいずれも前年より1つ順位を上げ、「知識創(chuàng)造」と「企業(yè)のイノベーション」は前年と変わらず、「イノベーションの成果」の各指標(biāo)の間に引き続き大きな開きがあった。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）