2021年6月4日、澎湃新聞は、米アレルギー感染癥研究所のファウチ所長(zhǎng)が中國(guó)に対して武漢ウイルス研究所職員らのカルテ開示を求めたことに対する、中國(guó)外交部の反応を報(bào)じた。

記事は、4日に開かれた同部記者會(huì)見で、ある記者が「ファウチ氏が中國(guó)に対し、2019年年11月に罹患した武漢ウイルス研究所の研究員6人と、雲(yún)南省でコウモリの洞窟に入ったのち病気になった鉱員6人のカルテを開示するよう求めている」との質(zhì)問を行ったと伝えた。

そして、同部の王文斌（ワン?ウエンビン）報(bào)道官が「中國(guó)科學(xué)院武漢ウイルス研究所は3月23日、2019年12月30日以前に新型コロナウイルスへの接觸はなかったとの聲明をすでに発表している?，F(xiàn)在まで同研究所の職員、研究者から感染は見つかっていない」と語るとともに、今年1月に世界保健機(jī)関（WHO）の専門家チームが武漢市の疾病コントロールセンターや研究所などを視察し、中國(guó)の実験室でウイルスが漏れ出したという仮説は極めて不可能であるとの認(rèn)識(shí)で一致したと述べたことを紹介している。

王報(bào)道官は一方で、米陸軍のフォート?デトリック研究基地に対する疑問、米國(guó)が世界200カ所余りに開設(shè)している生物実験室の目的に対して國(guó)際社會(huì)の注目が高まっているとし、「われわれは、米國(guó)も中國(guó)同様に協(xié)力的な態(tài)度を示し、WHOの専門家を招いて追跡調(diào)査を?qū)g施することを希望する。一日も早く國(guó)際社會(huì)に対する説明責(zé)任を果たしてほしい」と米國(guó)を逆批判した。（翻訳?編集/川尻）