雲(yún)南省南部の自然保護(hù)區(qū)から抜け出て北上を続けているアジアゾウの群れのうち1頭が、鼻を使って水道の蛇口の取っ手を回して水を出し、他の象も流れ出る水を飲んでいたことが分かった。ゾウの群れはしばらくして立ち去ったが、水道の水を止めることまではしなかった。雲(yún)南省昆明市のメディアである都市時(shí)報(bào)はが4日、SNSを通じて伝えた。

北上を続けているのは、ミャンマーとの國(guó)境近くである雲(yún)南省南部の自然保護(hù)區(qū)に生息していた野生アジアゾウ15頭の群れ。2020年春ごろに、保護(hù)區(qū)を出て北に向けて移動(dòng)しはじめた。移動(dòng)の原因は分かっていない。

ゾウの群れは2日午後10時(shí)ごろまでに、省中央部やや南よりにある昆明市の最南端にある晉寧區(qū)に入った。ゾウが侵入した村の住人が、自宅中庭でのゾウの行動(dòng)を動(dòng)畫撮影した。ゾウ1頭が水道の蛇口をみつけた様子を示し、鼻で蛇口の取っ手をひねって水を出して飲んだ。他のゾウも続いて水を飲んだ。

ゾウは流れ出る水をそのままにして立ち去った。水道蛇口の上部の壁には「節(jié)約用水（ジエユエ?ヨンシュイ））、つまり節(jié)水を呼び掛ける標(biāo)語(yǔ)が貼られていた。

動(dòng)畫を見(jiàn)た村の住人は、「どうして水を止めないで行ってしまったんだ?！汗?jié)約用水』の文字が見(jiàn)えなかったのかね？」などと言って笑ったという。

都市時(shí)報(bào)の同投稿には、「ゾウっていうのは賢いなあ！」「可愛(ài)いすぎるぞう!!!」「水資源の無(wú)駄遣い。罰金50元」といった書き込みが寄せられた?！附Y(jié)局のところ、われわれは彼らが生きている環(huán)境を橫取りしたのだ。彼らは本來(lái)、こういうことを?qū)Wぶ必要がなかった」との意見(jiàn)を表明した人もいる。（翻訳?編集/如月隼人）