2021年6月5日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)によると、中國(guó)の大學(xué)運(yùn)動(dòng)會(huì)の短距離レースで選手より速く走るカメラマンが注目を集めた。

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記事によると、山西省大同市の大學(xué)で先日開かれた運(yùn)動(dòng)會(huì)で、短距離レースの選手より前を全力疾走して走るカメラマンが注目を集めた。カメラマンを務(wù)めていたのは、同大學(xué)の體育學(xué)部4年生の郝暁陽(yáng)（ハオ?シアオヤン）さんだった。

郝さんは「この日のレースは各學(xué)部の選抜選手が出場(chǎng)したので、撮影はかなりのチャレンジだった。三腳とカメラを合わせると8キロぐらいの重さ。畫面を安定させつつスピードを保つというのはなかなか難しかった」とレースを振り返った。

郝さんは2年前にも同じようにカメラを片手に全力疾走して撮影を行ったことがあるといい、「いい畫を撮るために、どんなにしんどくてもカメラを回して走りきった。スポーツマンシップですよ」と語(yǔ)ったという。

もともと短距離走が大好きで、自身も陸上大會(huì)の100メートル走や200メートル走、リレーなどに出場(chǎng)して優(yōu)秀な成績(jī)を収めた経験を持つ郝さん。學(xué)校ではクラス委員や學(xué)園記者、學(xué)部の學(xué)生會(huì)長(zhǎng)を務(wù)めるなどさまざま顔を持つ。クラスメイトからは、荷物の出荷や受け取りを手伝ってくれることなどから「隣のアニキ」「専屬配達(dá)員」などのあだ名で親しまれてきたそうだ。

來(lái)月に卒業(yè)を控え、大學(xué)生活最後の「レース」を走りきった郝さんは、ゴール後に「最後はスピードを緩めて、選手たちが追いつくのを待ったよ」と語(yǔ)った。（翻訳?編集/川尻）