人民網日本語版 2021年6月8日(火) 17時50分
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中國國家航天局は7日、中國初の火星探査任務「天問1號」著陸エリアの高畫質畫像を公開した。
中國國家航天局は7日、中國初の火星探査任務「天問1號」著陸エリアの高畫質畫像を公開した。天問1號の著陸プラットフォーム、火星ローバー「祝融號」及び周辺地域の狀況が鮮明に見て取れる。科技日報が伝えた。
天問1號の周回モジュールの高分解能カメラが2日午後6時に撮影した畫像は、右上には2つの明るい點がある。上側のものは2つの點からなり、うち大きい方は天問1號の著陸プラットフォーム、小さい方は火星ローバー「祝融號」。著陸プラットフォームの明るい點を中心とした周辺地域は色が暗めだ。分析によると、これは著陸によるエンジンの火炎噴流による可能性がある。著陸プラットフォームの南北方向には対稱的な噴射狀の明るい縞模様が入っている。これは著陸後、著陸プラットフォームが鈍化した際に細い砂埃が吹き飛んだことで形成されたとみられる。畫像中央の明るい點は、火星著陸中に切り離されたカバーと落下傘のコンビネーションだ。うちカバーは円形の明るい點で、落下傘は細長い形の明るい點。畫像左下の方向には別の明るい點があるが、これは著陸中に切り離された耐熱底部だ。
祝融號は6日まで、火星の表面で23火星日活動し続け、環(huán)境感知、火星表面移動、科學探査を展開している。すべての科學ペイロードがすべて稼働開始し、科學データを取得している。周回モジュールは1周8.2時間の中継軌道を周回し、火星ローバーの科學探査に中継通信を提供している。(提供/人民網日本語版?編集/YF)
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