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長(zhǎng)江源流域の1萬3000年近くの気候変動(dòng)の記録が再構(gòu)築された。
中國(guó)科學(xué)院青蔵高原(チベット高原)研究所が8日に明らかにしたところによると、同研究所の研究者はチベット高原中部唐古拉山區(qū)赤布張錯(cuò)湖の湖底堆積物コアの複數(shù)の指標(biāo)?データに基づき、長(zhǎng)江源流域の過去1萬3000年近くにわたる古代気候変動(dòng)の記録を再構(gòu)築した。研究によると、同源流域は気溫が低く乾燥していたが、その後暖かくなり濕度が上がり、そこからさらに涼しくなり乾燥するようになった?,F(xiàn)在は暖かく濕度が上がる流れを示している。関連研究成果は國(guó)際的な地質(zhì)學(xué)誌「古地理學(xué)、古気候?qū)W、古生態(tài)學(xué)」に掲載された??萍既?qǐng)?bào)が伝えた。
チベット高原を主體とする第3極は現(xiàn)在、世界で溫暖化が最も激しい地域であり、今後世界的な気候変動(dòng)の影響に最も敏感になる地域の一つでもある。偏西風(fēng)と南アジアの季節(jié)風(fēng)は、チベット高原の気候と環(huán)境変化を左右する決定的な要素だ。長(zhǎng)江源流域は現(xiàn)代の南アジア季節(jié)風(fēng)の北の縁に位置し、偏西風(fēng)と季節(jié)風(fēng)の影響を同時(shí)に受ける移行地帯、內(nèi)流區(qū)?外流區(qū)の境界地帯になっている。同研究所の朱立平(ジュウ?リーピン)研究員は、「同源流域にはこれまで、1萬年以上にわたる連続的な環(huán)境変化の記録がなかった」と述べた。
そこで研究者は同地域の赤布張錯(cuò)湖の湖底コアの粒度や元素など複數(shù)の指標(biāo)を分析し、南アジアの季節(jié)風(fēng)と中緯度の偏西風(fēng)の間の移行地帯における最終氷期以降の古代気候変動(dòng)の特徴及び環(huán)流の効果を評(píng)価した。その結(jié)果によると、長(zhǎng)江源流域の最終氷期後期以降の気候変動(dòng)は次の4段階に分かれる。(1)1萬2700年前から1萬600年前の最終氷期は相対的に寒かった。(2)1萬600年前から6600年前の完新世早期は比較的暖かく濕度が高かった。(3)6600年前から1900年前の完新世中期?後期はやや涼しく乾燥していた。(4)過去2000年は暖かく濕度が上がる流れで、特に過去500年が最も顕著だ。
朱氏は「長(zhǎng)江源流域の過去1萬年以上にわたる有効濕度は、全體的に南アジアの季節(jié)風(fēng)エリアの変化モデルに従っていた。つまり完新世早期は有効濕度が最も高く、中期に徐々に低下し、後期に乾燥していた。同地域の現(xiàn)在の気候?水文學(xué)的條件は暖かくやや濕った狀態(tài)にあり、完新世早期の後期に近い可能性がある。この研究は長(zhǎng)江源流域の水資源変化の今後の流れを評(píng)価するのに役立ち、三江源流域の生態(tài)環(huán)境の評(píng)価及び関連研究に科學(xué)的な參考を提供している」と述べた。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF)
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